意志1%、欲9%、

公開日 2021/12/15

勉強したいけどなかなか続かない。
子どもが勉強しない。
そういう相談をよく受けます。

そして、そのような状況は大抵解決しません。
なぜ解決しないかというと、
自分が何とかしないといけない、怠けている自分が悪い、と
自分の意志に原因があると考えているからです。
勉強しないことを、
「危機感がない」とか
「向上心がない」とかいう理由で簡単に片付けてはいけません。

その人の行動を決定するのは、
意志1%、欲9%、
環境90%です。

環境の変化なしに行動は変わらない

よっぽどのことがない限り、人の行動は変わりません。
行動は環境に支配されています。

例えば、
内陸に住んでいる人が、海の魚を習慣的に食べることがあるでしょうか。
日本をイメージしないでください。
モンゴルなんかをイメージしてください。
あんなに海から離れた国で海水魚を食べるなんてまずないでしょう。
最も近い中国沿岸からでも、首都ウランバートルまでの距離は1,300kmあります。
鹿児島から青森くらいです。
わざわざ魚を運んで食べるでしょうか。
するわけありません。

日本人は、海が近いからよく魚を食べます。
雨がたくさん降るから稲を育てて米を食べます。
環境が行動を決めるというのは、そういうことです。

勉強してしまう環境を作る

勉強を習慣づけたいならば、優先するべきことが環境づくりです。
勉強してしまう環境とは何か。
環境づくりのためのヒントを書きます。

・机の上を片付ける
勉強に関するもの以外を一切置かない
ということです。
手の届く範囲に漫画があれば、つい読んでしまいます。
受験モードならば、そのようなものは押し入れ、クローゼットの奥底にしまいましょう。
あと、寝室と勉強部屋は分けたほうが良いです。

・テレビは処分する
極端ですが、なぜテレビを見てしまうかというと、
そこにテレビがあるからです。
テレビがついているからです。
処分でなくとも、受験生の前ではつけない等の工夫で良いです。

・スマホは限定して使う
スマホはいろんなことができてしまいます。
わからないことを調べるだけのつもりが、
ついついTwitterが気になって見てしまったり、ゲームを始めてしまった経験はないでしょうか。
そういう欲には抗えません。
使い方を限定できないのなら、離れた場所、見えない場所に置いておくほうが良いです。
(手元に置くと集中力が低下するので基本的にNG)
スマホなんかなくとも余裕で勉強できます。

・人に見られる場所で勉強する
我々は監視の目に弱いので、一人でやるよりも効果大です。
鏡を置くと良いとも言いますね。
人は周りの皆がしていることと同じことをします。
よく本を読む親の子どもはよく本を読みます。

まだまだ工夫できることはたくさんあるはずです。
それぞれできる工夫は異なるので、
これらをヒントにして環境づくりを行ってみてください。

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