塾の中を紹介します

公開日 2020/07/29

やっと梅雨が明けそうですね。
今年は本当に雨の多い7月でした。
そして、タナカ塾はこの1か月で
一気に入塾及び入塾希望者が増えました。

なので今回は、塾紹介をしたいと思います。
簡単に間取り図を作ってみました。

間取り図

現在(2020/07/29)の姿です。
〇はイスを表しています。
まず玄関↓

写し忘れましたが左の靴箱に消毒液あります。
入ってきたときに消毒してください。
部屋に入ったら左手に本棚があります。

自習の時に使って良いです。
まだまだ増やします。
中学生のものは別の棚にあります。

右手には自習室↓

このタイプの机を最近導入しました。

スタンディングデスクです。
長時間座りっぱなしはよくありません。
気分転換に使ってください。
これを置いている塾は少ないと思います。

そして奥の方、間取り図の右下の部屋が授業を行う部屋です。
真面目に、かつ楽しく授業をしております。

自習用の机が足りなくなりそうなので、
まずこうするつもりです↓

段階的に、個別ブース型の机を増やしていきます。
あと塾生から要望があったのがロッカーですね。
こちらは検討中です。
今後も良い学習環境を作っていきたいと思います。
塾生は要望、提案があればぜひ教えてください。

動画との付き合い方

公開日 2020/07/22

YouTube、Netflix、AmazonPrimeなど、ここ数年で動画配信サイトが活気づいており、何かしらに会員登録している方が多いのではないでしょうか。
私はたまにYouTubeを視聴しています。水泳の動画など。
あとまれに観たい映画があるのでAmazonでみてますね。

わざわざTSUT〇YAに借りに行かなくても映画やドラマが見れるようになり、本当に便利になったと思います。(そういえば、今の高校生がCDから音楽を取り込む方法を知らなかったのは驚きでした。ほぼダウンロードやストリーミングですもんね)
ただ、このような動画サイト、使い方を誤れば受験生の敵となります。

あなたへのおすすめ

賢いコンピューターが、あなたの閲覧履歴から好みを探り、いかがでしょうかと営業してきます。
誰しもあるのではないでしょうか。
ついつい、ぽちっと再生してしまったこと。

世界のグーグルが育てたコンピュータと、優れた動画編集者が作ったサムネイルにつられるのは無理もありません。
しかし、やめるべきです。

目的を持たずに参考書を読むのと同様、
おすすめをぽちぽちすることは、
ほとんど時間の浪費になってしまいます。

なんとなーくアプリを開いて目に入った動画を観るなんてもってのほか。
何を見るのか、予め決めておきましょう。

倍速で再生

もしかして再生速度変えてないってことありませんよね。
やってない方は今すぐ1.25倍からはじめましょう。
ちょっと聞き取りにくいかも、くらいのスピードで聴いていれば鍛えられます。
YouTubeなら画面右下から変更できます。
2倍で見れるようになれば、今までの半分の時間で終わります。

もちろん、全ての動画でやるべきとは言いません。
ASMR動画なんかを、
例えばサクサクッっていう咀嚼音を2倍速で聴いても誰も得しないでしょうからね。(でも、もしかしたら新たな発見があるかもしれませんね)

・目的を明確にして視聴する
・みるなら、再生速度を上げる
この2点に注意してもらいたいと思います。

Nothing is more precious than time.

コロナ、忘れてますよね?

公開日 2020/07/15

授業で聞いたことを全て、一回で覚えられますか?

なかなか難しいですよね。
コロナも復習しましょう。
6月以降、全体的に危機感が薄れていることは、おそらく皆さんも感じていると思います。
必要以上におそれてはなりませんが、
薄れすぎるのは問題です。
重要なのは、
情報を判断することと、
各々ができることから対策を行うこと
です。

復習①COVID-19を知る

私が書くより、分かりやすく正確な情報があるサイトを読んだ方が早いと思うので紹介します。

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
iPS細胞で著名な山中教授のサイトです。
テレビやニュースサイトを見るより10000倍有意義です。

本編 第84回日本循環器学会学術集会 記念対談
山中教授と、北海道大学の西浦教授による対談です。
53分の動画ですが、最初の30分だけでも良いと思います。

復習②新しい生活様式とは

「新しい生活様式」の実践例
厚生労働省のサイトです。
基本の「き」であるマスク着用さえしない人、増えています。
効果があるか分からないから着けない、
のではなく、
効果があるかもしれないから着ける
のです。

現在、塾で行っている対策は、
・手指のアルコール消毒(忘れずにやってください)
・机、ドアノブなどの消毒
・換気、空気清浄機の設置

私は授業中等マスクをつけていますが、
できるだけ斜め方向から話すようにしています。
また、自習室の机は個別ブース型の机に少しずつ変えていく予定です。


未だ、このウイルスに関してはわからないことが多いです。
確定でない情報が流れることも多いです。
冷静に判断して行動しましょう。
相手の立場になって考えましょう。

医療関係者や研究者の方々に、感謝したいと思います。

先生批判は、無駄です

公開日 2020/07/08

以前私が別の塾に勤めていた時の話です。
生徒とその保護者との面談をしていました。
学習の相談などを受けるのですが、
ある諫早市内の高校の当時3年生が複数、同じことを言うんですね。

「学校の数学の先生がわかりにくい」と。

保護者の方もそう訴えてくるわけです。
だからどうにかしてほしいと。

授業中もその先生の愚痴をよく聞きました。
何度も何度も言ってくるんで、
そのたびにこう言ってました。
「そんなこと主張しても何も変わらないよ」と。
(実際は長崎弁です)

相互作用

まるでその学年全体が伝染病に患っているかのようでした。
本当にその学年の数学の成績が低かったんです。
学年一つ下なのかっていうくらい。

私はこう分析しました。
・実際にその先生の説明がわかりにくい可能性は高い。
・だから成績が低い原因の一つではある。
・しかし、最も大きな原因は、
  分かりにくいというイメージが先行していること

実際に、教わる先生によって全体の成績が左右される、ということはあります。
ただ、例の学年の場合は少々事情が異なります。
それは、子どもも大人も皆が口をそろえているところ。
子から親へ、親から子へ、はたまた家族から家族へ。
上がるものも上がらないな、と思っていました。
皆で、「分かりにくい先生」像を作り上げているのです。

それで何が起こるかというと、
先入観があるせいで子どもが話を聞かなくなるんですね。
耳を塞いでいるのと同様、
受け入れる気が全くないので、余計に授業が分からなくなります。
だから、いつまでたっても学力が上がりません。

全く、あなたにメリットがない

確かに何言ってるか分からない先生というのは存在します。
私が高校生の時もそうでした。
しかし、
分からないと主張し続け、何かが好転するでしょうか。

もちろん、生徒や保護者にその権利はあると思いますが、
現実問題、例えば担当の先生が変わる可能性ってあるでしょうか。(特に公立学校)
新しい人を入れて、その先生を解雇、みたいなことは容易くできるものではありませんね。仮に変えることができるとしても、時間と手間がかかると思います。
自分が通っている間は、事実上不可能、ということです。

あまり言いたくはありませんが、運が悪かった、ということです。

また、他の人の立場で考えてみると良いです。
もしかしたら、その先生のことが気に入っている人がいるかもしれません。
その人の前で、先生の悪口を言ったとしたら、
気分悪いですよね。

自分にとっても、周りの人にとっても、
メリットはありません。

では、どうするか?

まずは、なぜその授業が分からないのか考えるべきです。
単なる勉強不足の可能性があるからです。
人によって物の見方は違いますから、
問題解決の別の糸口が見つかるかもしれません。
その謙虚さが大事です。

そうではない場合、
自分の責任で、自分で勉強してください。
そういう時に、私のようなのを頼ってくれれば良いんですね。
解決策は、実にシンプルです。
その時に、私に愚痴らないでくださいね。
同僚の上司の愚痴を聞く気分になるので。

PDCAサイクル?

公開日 2020/07/01

7月になりました。
セミが鳴き始めましたね。
大学入学共通テストまで約29週間です。
新学期が始まってから13週間経過しました。
この意味を考え、行動を修正していきましょう。

PDCAサイクルをご存知でしょうか。
仕事を効率化するための考え方です。

P…Plan(計画)
D…Do(実行)
C…Check(評価)
A…Action(改善)

これを繰り返すことによって成果を上げるんですね。
企業の新人研修などで習うこともあるみたいです。
もちろん、仕事以外でも使えます。

ただ、個人レベルではこのサイクルには欠点があると思うので、
私なりに修正してみました。

名付けて、
PーDcaサイクル
です。

重きを置くのは、最初のPとDです。
例を挙げながら解説します。
まず最初に、
P…大まかな方向性を決定する。
例:志望校、学部、目標点などを決める。
つまり、最終的な目標です。
方向を見失わないために重要です。

その次からPはありません。時間の無駄です。
Dcaを繰り返していきます。
cとaが小文字であるのは理由があります。

D…とにかく、やってみる
例:問題集を解いてみる。
最も重要なフェーズです。
行動しないことには進歩はあり得ません。
人に聞く前に、まず実行。

c…成果が出たか
例:問題を解けたか。あるいは、模試の成績はどうか。
ここには時間をかけません。
Dに時間を割くためです。
Dを行う意味を問うので、Dに関係のないことは無視です。

a…Dの内容を修正
例:問題集を変える。進め方を変える。など
より効率的に成果を出すために、cに応じて変更していきます。
ここも時間をあまり割きたくないところです。

成果が出ない人は、大抵
Doが少なすぎます。
それか、Planが曖昧ですね。

分かりやすいかは分かりませんが、
ボウリングで例えてみます。
まず、投げてみます。
ピンが3本だけ倒れました。
自分が狙った方向(真ん中より少し左)に投げられませんでした。
ボールを見ていると、左に回転がかかっていました。
この原因はボールから手を放す瞬間に、手のひらがやや左を向いていることだと推測しました。
そこで次の投てきは、手に意識を集中させて投げてみました。
すると、真っすぐに投げられたものの、端のピンしか倒せませんでした。
これは、手に意識を集中して体の向きを考えていなかったからであると気づきました。
そもそも、ボールが重く身体のコントロールが不十分であるようなので、体幹を鍛えることにしました。



投げないことには、
ピンは決して倒れませんよね。

働き始めてからこれを身につけようというのは遅すぎます。
今から実践しましょう。