公開日 2021/12/22
年末ですね。
慌ただしさを感じます。
特にこの時期は心が不安定になっている人が増えます。
運転が荒い車も多いですね。
そういう雰囲気に流されないよう、余裕を持って過ごしたいです。
最近読んでいるおすすめの本です。
「忙しい」と言ってしまう人はぜひ。
『一汁一菜でよいという提案』 土井善晴
今日は題名を読めという話です。
参考書や問題集を購入したら、まず何をするでしょうか。
指導をしていて気づくのが、
使っている本の名前を覚えていない生徒がかなり多いということです。
信じられない方もいると思いますが本当です。
本の表紙などをほとんど見ていません。
タイトルを知らないのは
その本を読んでないも同然です。
別に、サブタイトルまで一語一句全て暗記せよ、
というわけではありません。
しかしタイトルがわからないというのは、
どんなテーマの本かわかっていないということ。
参考書ならば、
それでどんな勉強をしているのかがわかっていないということです。
目次も重要
同様に目次のページも見ない人が多いです。
目次は全体を見るのに使います。
その本の展望です。
これは地図に似ています。
どこに行けば、自分の知りたいことが書かれているかが分かりますね。
全体が見えなければ、計画を立てることができません。
計画が立てられなければ、受験などに間に合いません。
タイトルと目次は、抽象と具体
共通した性質を取り出してまとめたものを抽象と言います。
例えば下の画像のように。
![](https://tanaka-cram.com/wp-content/uploads/2021/12/5DC84890-0FC1-41CA-8615-8AE8A166399B-1024x604.png)
木になって果実をつけるもの、という共通項を取り出して、
「果物」という抽象表現ができます。
これを英文法の参考書にしてみれば下のようになります。
![](https://tanaka-cram.com/wp-content/uploads/2021/12/ECBD94CC-321C-4F09-8360-72536150DBFF-1024x640.png)
「英文法」という名のタイトルで、
目次に「文型」とか「関係代名詞」とか書かれているわけですね。
このような抽象と具体の整理ができてくると、
勉強が捗っていきます。
だから大事ということです。
タイトルは重要とは言っても、
中にはただただタップ、クリックしてもらうためだけの煽りタイトルもあります。
ネット上の広告やYouTubeなどですね。