参考書のすゝめ

公開日 2022/02/02

皆さん、勉強するときには何を使っていますか。
こう問いかけられた時に、多くの人が次のように答えると思います。

「学校の課題を解いている」
「教科書など学校教材を使っている」

一つ目の、学校の課題。
(課題を解いている)=(勉強している)
と思っていませんか。

違います

それは学年全員共通の、与えられた課題をこなしているに過ぎません。
自分にとって必要な勉強がわかっているでしょうか。
必要な勉強は人それぞれ異なります。
英語であれば、高校生でも中学英文法から勉強する必要がある人もいれば、
医学用語の入った英文を読解する練習が必要な人もいます。
中学英文法さえ基礎がグラグラな人が、
長文読解演習をしたところで
効果はゼロに近いです。
必要なことは自分で考え、それの解決へ向け勉強しなければなりません。

二つ目の
「学校教材で勉強する」
はっきり言います。
教科書よりわかりやすい参考書がたくさん存在します。

誤解のないように言っておくと、
決して教科書で勉強するのが悪いという意味ではありません。
むしろ教科書の方が良い場面もあります。
教科書で十分と言う人もいます。

しかし考えてみましょう。
教科書よりわかりにくい参考書があったとして、
誰がわざわざそんなものを買うだろうか?
教科書では実現できないことをできるのが、書店で売られている参考書です。

というわけで、
自分で勉強する時に非常に役に立つと私が思う高校参考書をいくつか紹介します。


数学

特に個人間で差が出やすい数学。
教科書ではなかなか理解が進まない人向けに、
『初めから始める数学』シリーズ

途中計算の過程などが非常に細かく示されており、
他の本では途中が省略されていてわからなくなるような人に適しています。
数Ⅲまであります。

英語

ロイヤル英文法

英文法の辞書です。
網羅されています。
英文法をマスターしたい人、細かいことを知りたい人、私立大学の入試問題で文法満点取りたい人などにおすすめです。
別の言い方をすれば、使い方を間違えると大変なことになります。
辞書なので基本的に全てを読むものではありません。
部分的に、何か疑問が生まれた時に解決してくれる良い辞書です。
手元にあると便利ということです。
そこそこ学力のある人で、いちいち細かいことを全て解決しようとしてしまう人は特に注意。
まずは基本的な項目から覚えていきましょう。
Evergreenなどでも十分です。

物理

宇宙一わかりやすい高校物理

見た目は本当に大丈夫か、という印象ですが、
中身が素晴らしくわかりやすいです。
物理は特に教科書よりもこのような参考書をおすすめします。
こちらは問題もついていますが講義書です。
問題演習は学校で配られるものでも構いません。

化学

ゼロから劇的!にわかる理論化学の授業

こちらも非常におすすめです。
読みやすいレイアウト・フォントで、
語呂合わせもあり教科書にはない良さが満載です。
無機・有機化学編もあります。
講義系なので学校で配られるセミナーなどと一緒に使うと良いです。

5冊紹介しましたが、
もちろんまだまだ良書がたくさんあります。
勉強が進まず悩んでいる方はご相談ください。
冒頭でも書いたように、
自分で必要なことを考え解決する勉強を行いましょう。

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