なぜみなし得点を使うのか

公開日 2020/04/01

英検の受験機会が増えるようです。→こちら
何回も受けられるわけではありません。
ざっとサイトを読みましたが、毎週受けられる、という点が引っかかりました。
その頻度で試験をするのなら、毎回違う問題を用意できるのか、と思いませんか。文法や語彙問題ならまだしも、文章読解問題は用意できるのでしょうか。仮にできないのなら使いまわしになりますが、それで試験を行って良いのか。(大丈夫なんでしょうけど。)

その英検ですが、大学入試で利用することをすでに表明している大学があります。一つ例を紹介します。
広島大学です。
令和3(2021)年度大学入試における広島大学の 英語民間試験の活用について
一般選抜(旧称:一般入試)でも英語民間試験の結果が利用できます。(今年の入試でも利用できました。)
工学部の後期日程を例に出します。

赤字にしているセンター試験の外国語(英語)の得点ですが、英検の一級または準一級を取得していると、満点とみなされます。
合計700点中の200点です。前期・後期や学部学科によっても違いますが、これは取っておいた方が良いですね。有利になります…
と言いたいところですが、私はそうではないと考えます。
むしろ、その資格を取っておかないとまずいでしょう。

この大学を目指す人なら、英検準一級を取っておこうと皆が考えます。センター試験(共通テスト)は全て正解しないと満点にはなりませんが、英検は満点の必要はなく、受験機会も多いから当然です。
そして、無事取得できたらこの大学に出願します。
したがって、枠を争う受験生はほぼ全員英語が満点でしょう。
つまり、実質英語以外の科目での勝負になる、ということです。

これが大学側の狙いです。
必然的にある程度の英語力がある学生を集められますね。

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