校則改革マニュアル

公開日 2021/11/17

生徒と校則について話していたのですが、
諫早高校で生徒会が何度か昼寝の導入を提案したが受け入れられなかったと聞きました。
その原因はおそらく、プレゼンテーション能力不足、準備不足でしょう。
校則って意味不明なものも多いですよね。
身につけるものの色や頭髪など。

生徒にとって必要なルールを作りたい。
そんな熱意のある中学生・高校生向けの、私からの助言です。

校則を変えるために必要なことを書きます。
ただただ、学校側に要望ばかり言ってもそれが実現する可能性は低いです。
手順は次の通り。

1、仲間を集める
2、資料を作る
3、プレゼンする

1、仲間を集める

ある目的を達成するためには、1人よりも多くの仲間がいた方が良いです。
この後の作業効率が段違いになるからです。
自分と同じ思いを持った人を募りましょう。
ただし、遊び感覚で乗ってくる人には注意。
後で足手まといになります。

2、資料を作る

プレゼンテーションのための資料作りです。
最も大事なフェイズといっても良いでしょう。
ここが甘いと受け入れられません。

あらゆる物事には二面性があります。
すなわち、その校則を導入した際のメリットとデメリットです。
デメリット以上にメリットを享受できることを主張、またはデメリットを払拭する方法を提示しましょう。

例えば昼寝の導入ならば、メリットは生徒の学力向上が見込めること。
すでに導入している学校があるのでその結果を引用しましょう。
デメリットは学校の時間割を調整する必要があることです。
大きく変更せざるを得ないならば、登下校時間、部活動、スクールバス等様々なものに影響が及びます。
またこのとき、抽象的な表現ばかりにならないように注意です。
具体的なデータ、つまり数字が欲しいところです。

仲間と意見を出し合い、何に影響が及ぶかを挙げ、それの解決策まで考えましょう。
これらを整理して、要望書を提出しましょう。
まず周囲の人からの賛同をもらうのも良いですね。

3、プレゼンする

資料作りを終えたらプレゼンテーションです。
自分らの考えをぶつけましょう。
大事なのは情熱。
いくら良い商品でも、その商品が好きでない人、冷めている人からは買いたくありませんよね。本気でないことはすぐにわかります。
練習を重ねて本気度を示しましょう。

それでも失敗することはある

ここまで準備をしてももちろん100%成功することはありません。
変わらないのなら、一旦諦めて後輩に託しましょう。
続けていれば、いつかは変わるはずです。

なぜ私がこんな記事を書いているのかというと、
どの学校もさっさと昼寝を導入して欲しいからです。

模試を受験する目的は?

公開日 2021/11/3

模試の季節です。
中3には長崎県統一模試を受験してもらいました。
勉強不足を痛感したと思います。
高3はいくつも受験していますが、復習はできているでしょうか。
大体は点数を気にしていると思いますが、
それだけを見ているのは模試の半分も活用できていないということです。
点数が気になるのはわかりますが、模試の使い方を知り、他の受験生を一歩リードしましょう。

点数を比較してどうする?

定期テストでもそうですが、
前回より〇〇点上がった!とか、
意味ありません。
なぜなら、今回と前回とでは問題が違うからです。
極端な例を考えるとわかりやすいです。
前回が最難関高校入試レベルの問題揃いで30点だったとします。
今回は小学生でも解けるような問題ばかりで90点でした。
60点上がったって、それになんの意味があるでしょうか。

同じような問題があって、前回は解けなかったけど今回は解くことができた。
それが成長であり、目指すべきものですね。
勘違いしている人だらけなので最初に書きました。
次からは模試の活用法を書いていきます。

受験する目的は?

何のために模試を受験するのか。
はっきりしないまま受けていないでしょうか。
目的は主に次の3点です。

①受験生の中での自分の位置を知る
②勉強の成果が出ているか確かめる
③今後どのように勉強していくべきかを考える


①しかやってない人が大半です。
結果に一喜一憂。
ビギナーから抜け出しましょう。
①受験生の中での自分の位置を知る
とは、つまり偏差値を見ることです。
また志望者の得点分布から、自分があとどれくらい得点できれば合格圏に入れるかを見ます。
どれだけ取れたら良いのか、短期、中期的な目標を立てるのに役立ちます。

②勉強の成果が出ているか確かめる
効果的な勉強ができているか確かめましょう。
以前も同じような問題を解いていたのに模試では解けなかったなら、最も危機感を持つべきです。
復習が不足していたり、理解が不十分でないか確認しましょう。
問題が解けるのと、理解していることは必ずしも一致しません。
理解度を確かめる方法は、他人に説明できるか試すことです。
また、模試当日でしかなかなか実験しにくいことをしましょう。
例えば、起床時間、食べるもの、休憩時間の過ごし方など。
試験中なら、どの文房具を使うか、どのような時間配分をするか。
自ら課題を設定しましょう。

③今後どのように勉強していくべきかを考える
当然ですが、
常に意識すべきは先の入試です。
これからどうするか?が最も重要です。
今のペースで間に合うのか。
問題集は全て取り組むべきか、部分的に取り組むべきか。
そもそも勉強時間が少ないのでは?
どのようにすべきか案を出したら私に持ってきてください。
勉強玄人が修正します。

最後に、不合格になる人の模試受験後のセリフを書いておきます。

5点上がった。
たまたま勉強していないところが多く出題された。
試験中、集中できなかった。
眠かった。
ケアレスミスが多かった。
今回は準備をしていなかった。
まだ習っていない範囲の問題が出た。
覚えていないと解けない問題が多かった。

「我流」で勉強する人は、伸びない

公開日 2021/10/13

過ごしやすい季節になりました。
最近は天気の良い日が多く気持ちが良いです。
高3生は、共通テストまで100日、もとい14週間を切りました。
上手くいっている人もそうでない人も、
成果を確認しながら勉強を進めましょう。
入試が終わってから、もっと勉強すべきだったと嘆く人は多いです。毎年です。考えるよりも、すぐに動きましょう。

同じ期間勉強していても、
個々人で成果に差が生まれます。
これまでの積み重ねや時間の使い方など、
その原因は挙げればキリがありませんが、
今回はなかなか成果が出ない人の特徴の一つを紹介します。

自分のやり方に固執する人

基本的なことができていないうちから、我流を貫こうとする人がいます。
良く言うと芯が通っていますが、
何か物事(学校の勉強だけではない)を身につけようとするときに、
その道の先を行く人の助言があるにもかかわらず、それを受け入れないまま続けてしまう人です。
これは、ある特定の人がそうなるのではなく、誰にでもなる可能性はあるものです。
(「性格」というのは個々人に固有に存在するのではなく、ある場面で顕在化されるものをいいます。)

こういう状態だと伸びない理由は、
ほとんどが効率の悪いやり方だからです。
何を先に勉強するべきか、何を目安とすれば良いのか、
いつまでにやるべきなのか。
例えばこういう視点がなかったり、ズレていたりするのでなかなか成果が出ないのです。

マネをするのが1番

学校の勉強であろうが、スポーツだろうが、ゲームだろうが、料理だろうが、
早く上手になるコツは、
上手な人のマネをしてみることです。
勉強であれば、文章の覚え方であったり、復習の頻度であったり、なんでも良いです。
英単語を覚えるのが早い人の真似をしてみる。
計算が速くて正確な人の計算過程を真似てみる。
打率が高い人のバットの振り方を真似てみる。
ゲームが得意な人のコントローラーの使い方を真似てみる。
すべて自分のやり方でやるよりも何倍も早く上手になります。
ちっぽけなプライドは捨てましょう。

我流は後から生まれてくる

その道のプロと呼ばれる人たちは、
皆それぞれ自分のやり方を確立しています。
唯一無二のものです。
しかしそれらは、最初から存在したものではありません。
自分より上手な人の真似をして成長するうちに、自分にとっての最適解を少しずつ見出していき、やがて自分だけの形を作っていったものです。
誰一人として、他人の真似をしなかった者はいないでしょう。

志望校がない人は合格しない

公開日 2021/09/22

今回は受験生を脅しに来ました。
合格までの道のりが遠い人ほど読んでほしいと思います。

D判定とかE判定の人

志望校下げようかな、とか考えていませんか?
志望校って言葉の意味分かっていますか。

【志望】
[名](スル)自分はこうなりたい、こうしたいと望むこと。また、その内容。
goo辞書より

その下げた先は志望校ではありません。
本当にそこでいいんですか。
頭が悪いから?それを良くするのが勉強でしょう。
別にそこでもやりたいことはできる?1番ではないですよね。
言い訳なんていくらでも思いつきますよね。
でも自分を騙していたら、いつか後悔する時が来ます。

志望校がない人

まだ決めていないんですか。
今何を目指して勉強しているんですか。
受験は制限時間の決められたゲームです。
敵を倒すために効果的な武器を集め、技術を身につけねばなりません。
戦略・戦術もなしに戦いに向かうつもりですか。

決められないのは、
行きたい学校がないからですか。
それは調査不足です。
学校調べにほとんど時間をかけていませんよね。
少しでも面白そうだと思うことから調べ始めましょう。
本当の面白さというのは、やってみて初めてわかることです。

決められないのは、
今の学力で目指すのが恥ずかしいからですか。
そんなに他人は関心がありません。
全く気にする必要はありません。
他人の挑戦を笑うような人とは、関わらなければ良いのです。

勉強時間が足りていないと思う人

言語道断。
特に大学受験生は、高校受験の感覚でやっていませんか。
勉強量は高校受験の10倍以上だと思ってください。
高校入試はほとんどの人が合格しますが、
国公立大学入試は半分以上「不合格」ですからね。
参考:2021年度国公立大学出願状況ー河合塾

起きている間はほぼ勉強。
家でやれないなら他の場所でやる。
友人と自習の約束をする。
日課を決める。
そうやって自分に学習環境を用意しましょう。
「やる気」を気にしている暇はなし。

エスカレーターでは立ち止まろう

公開日 2021/09/15

駅にこんなものが掲示されていました。

なぜ立ち止まるべきなのか?
接触転倒事故を避けるためですが、
今回は学校で習ったことを使って数字で考えてみましょう。

仮定

駅の1階から3階まで昇ることを想定する。
1階床面から3階床面までの高さを10mとする。
(諫早駅のホームから改札階がこのくらい)
エスカレーターは、三菱電機ビルテクノサービスを参考にし、秒速50cm、傾斜30度とする。
このとき、エスカレーターの右側一列を空けて乗る(歩いて昇る)ことにメリットがあるか考えます。

考察

30度60度の直角三角形の辺の比、1:2を使うとエスカレーター部分の長さは上図の通り20mになります。
普通に立ち止まって昇る場合、
秒速0.5mで進むので40秒かかります。
一方でエスカレーターを歩いた場合、
やや速めに1秒に2ステップ踏むとすると、
1ステップ20cmの高さがありますから1秒にプラス40cm、0.4m進むことになります。
これは高さなので、斜め方向は0.8mですね。
つまり、0.5+0.8=1.3、秒速1.3mで進みますから20÷1.3≒15秒かかることになります。
立ち止まるより25秒早いです。

この25秒をどう見るかは人それぞれだと思いますが、私は25秒のために事故のリスクを負うのはバカバカしいと思いますね。

1列で使用した場合と2列で使用した場合を比べてみましょう。
立ち止まって乗る人だけがいると考えると、2列使用すれば時間当たりの輸送量は単純に2倍になります。
では、立ち止まって1列、歩く人1列の場合どうなるか。
都会の駅ほど歩いている人が多いですが、仮に歩く人が3人に1人いたとします。
(歩く人同士の間隔は広いため)
立ち止まっている列の時間当たり輸送人数を1とすると、歩く列のそれは1×1.3/0.5×1/3≒0.87です。
立ち止まる列と合わせて1.87ですね。
2列とも立ち止まると輸送人数は2なので、これより少ないということです。
歩く人の間隔を狭くして2人に1人としても、輸送人数は2.3にしかなりません。

以上から、エスカレーターを1列空けて乗ることのメリットはあまりないということがわかりますね。
特にショッピングモールなどのエスカレーターで右の列を空けて乗っている光景は世界の七不思議の一つです。

こういうのをもう少し難しくすると共通テストの数学の問題になります。

偏差値の見方

公開日 2021/09/08

聞いたことはある、見たことはあるけどよく意味がわかっていない言葉ランキング4位の「偏差値」。
みなさんご存知でしょうか。
なんとなーく知っている、とりあえず50だったら平均、っていうくらいの認識の方が多いと思います。
今回は、その偏差値の読み方を説明します。

どのように計算されるのか

\displaystyle  T= \frac{x-\mu}{\sigma} \times 10+50

T:偏差値
x:自分の得点
μ:平均点
σ:標準偏差

x-μは偏差と言います。
単純な自身の平均との差です。
標準偏差とは、偏差の2乗の平均である分散の正の平方根です。

ややこしいですが、要するに
平均とどれくらい離れているかを表す数値です。
大雑把にいうと、
平均点が偏差値50
平均点より標準偏差分高ければ60
そこからさらに標準偏差分高ければ70
となります。
逆になると40、30ですね。標準偏差がわかる模試もあるので高校生は結果表を読んで確認してみてください。

どのように使うのか

私の感想ですが、誤った使い方をしている人の方が多いです。例えば、
「あの高校の偏差値は70」
「偏差値60あれば、〇〇大学に入れる」
などです。

偏差値は、前述の通り平均点を用いて算出する指標です。つまり自分の点数だけでなく、他人の点数に大きく左右されます。
絶対評価ではなく相対評価です。
100点満点で90点を取っても、
平均点が90点なら偏差値は50です。
しかし平均点が30点台なら80を超えたりします。
素点は絶対評価、偏差値は相対評価の点数ということですね。

このことから偏差値をどう読むべきかがわかります。
①母集団の把握
②受験の目安
③異なる科目間での比較

①母集団の把握
そのテストを受けたのがどのような学力層の人なのかを知ることが重要です。
それにより平均点が変わるからです。
例えば、大学受験を意識していない、あまり勉強をしていない高校生も多く受ける高1の進研模試の偏差値は高めに出やすいです。
逆に駿台模試など上位校が多く受ける模試では低い値が出ます。
異なる模試での比較はしにくいということです。

②受験の目安
ある特定の模試を受ける生徒の成績が年によって大きく変わることはないので、過去の結果から予想する模試の判定はおおよそ信頼できます。

③異なる科目間での比較
科目によって平均点は異なりますが、偏差値はそれを50に揃えるようなものなので、どの科目が他人より得意でどの科目ができていないのかが一目瞭然です。

↓特に高校生は読んでください

ちなみに、計算式では
偏差を標準偏差で割り、10をかけて50足してますが、後半の10と50には特に意味がありません。
前半の操作を「標準化」と言います。
標準化は平均点を0点、標準偏差を0.1にする操作で、共通テストにも出題される可能性があるので勉強しておく必要があります。
後半の操作はおそらく多くの人が理解しやすいような数字にするためや、負の数を極力使わないようにするためのものでしょう。

小テストでさえも頑張れないのに

公開日 2021/09/01

定期テスト、ましては入学試験などを頑張れるだろうか、
いや頑張れるわけがない。

当然ですよね。
規模によりますが、小テストは30分も勉強すれば十分満点が狙えます。
そんな小テストのために、30分も頑張れないのに、
1、2週間の勉強を要する定期テストで上手くいくでしょうか。
数ヶ月、数年かかる受験勉強が上手くいくでしょうか。

小テストで満点を取る人は、定期テストで90点を取ります。
小テストで80点を取る人は、定期テストで70点を取ります。
小テストで50点を取る人は、定期テストで30点になります。

小テスト対策が、勉強の基礎を作る

小テストに真剣に取り組むことで、勉強の仕方がわかってきます。
小テストというのは、基本的にほとんど暗記物ですよね。
漢字とか計算とか、地名とか物質名とか。
暗記って軽く言いますけど、勉強する上で最も重要なものですよね。
如何に上手に暗記するか。
如何に早く暗記するか。
小テストはこの練習にもってこいなわけです。
定期テストは1年間に5回ほどしかありませんが、
小テストは週に1回、年に30回、それ以上することもあります。
練習して反省して、っていう過程を何回も経験できるのです。
年間で7倍の練習をした人に勝てると思いますか。

答案用紙を見れば、伸びるかわかる

例えば国語だったら、
必ず漢字の書き取りと読みの問題があります。
定期テストならば教科書や問題集で範囲が指定されていますから、そんなに量は多くないですし勉強はしやすいです。
ここできちんと書けている生徒は、将来の学力が伸びやすいです。
逆にどう見ても練習してないな、という答案の生徒はいつまで経っても伸びません。
私は中学生時代、5教科で国語が最も苦手でしたが、他で取れない分漢字は必ず満点を取ろうとテスト前は必死でした。実際ほぼ満点取ってました。

数学だったら、数学用語の問題などですね。
その他の教科も、テスト前になったら先生が「ここテストに出します」って言ってくれるところがありますよね。
そういうところをきっちり取るかどうかが大事です。
何百人何千人と生徒の答案を見て来た先生たちは、その生徒がテスト勉強にしっかりと取り組んだどうかがすぐにわかると思います。

小テストは満点を目指しましょう

すぐに取れなくてもいいです。目指して頑張ることに意味があります。
1円を笑う者は1円に泣きますが、
小テストを笑う者は入試に泣きます。

習慣化する方法

公開日 2021/07/21

小中学生は夏休みに入りましたね。
大人になってからは、夏休みのように長い期間自由にできることが少なくなります。
今だからこそできることをやってほしいと思います。

また、休みに入るとダラダラ過ごしてしまいがちになります。
就寝時間、起床時間は平日と変わらないようにしましょう。
平日より2時間以上多く寝てしまう人は慢性的睡眠不足です。
普段の睡眠を見直しましょう。
(睡眠記事を近々書くつもりです)

受験勉強の鍵は習慣化

タイトルの話に移ります。
入塾した生徒、特に高校生に話していることを書きます。
受験勉強は言うまでもなく、どれだけ積み重ねたかが重要です。
1週間とか1ヶ月でどうにかなるものではありません。
例えば、1000時間の勉強時間を確保しようとします。
3ヶ月しかかけないならば、1日約10時間やる必要があります。
1年かけてやるならば、1日3時間弱で済みます。
もし1年間、毎日10時間やれば3650時間確保できます。
ただ算数の計算をしただけです。
習慣の威力です。

とは言っても行動が伴わないのがヒトというものです。
しかし、工夫次第で努力せずに続けられる方法はあります。
毎日学校へ行くと思います。
毎日歯磨きをすると思います。
このような日常の行動は、半ば無意識にやっているはずです。
これを利用します。
以下、手順です。

1、続けたいことを決める
2、タイミングを決める
3、まず3週間続ける

詳しく見ていきましょう。

1、続けたいことを決める
継続してやるべきもの、時間のかかるものが良いですね。
例として英単語帳をあげます。
ただ英単語を毎日覚えようとする、ではダメです。
ポイントは、迷う余地のないくらい事前に決めておくことです。
というのは、
この単語帳の、○番から□番までの1秒1単語テストを3回し、覚えているものに印をつけた後英語→日本語の順で一通り音読し、次の週でテストする予定の△番からの単語を一読しておく。
といったふうにです。

2、タイミングを決める
20時から始める、とかは×
少し予定とずれた場合にできない言い訳にしたり、できなかったと落ち込むからです。
すでに習慣になっている行動のにします。(前ではない)
例えば帰宅後。
学校に行って帰ってこないことはありませんからね。
またはお風呂に入った後など。
より続けられるようにするため、始めやすくするのが良いです。
風呂に入る前に単語帳の該当ページを開いてスタンバイしておく、というふうに。
皆がスマホゲームにハマるのは、数秒で始められるからです。

3、まず3週間続ける
これまで書いたことを3週間続けると、習慣化してきます。
おおよそこのくらいの時間がかかると言われています。
何がなんでも3週間続けてください。
これが一番大事なので、1で決める続けたいことは、
最初はものすごく簡単なことでかまいません。
1分2分で終わること、いや、10秒で終わることでもかまいません。
今まで続いた試しがない人こそ、最初はハードルを下げてください。
徐々に高い目標を設定すれば良いのです。

以上です。
これだけで、自動で努力できる人間が生まれます。
やらない手はないですね。

平均点が気になりますか

公開日 2021/07/14

先日久しぶりに山に登りました。

長崎市の烽火山です。
すり鉢状の街が一望できます。
烽火とは狼煙(のろし)のことで、例えば敵が侵入してきた時に遠くの仲間に知らせるために火を焚きます。

↑ここで火を焚きます。
たまに自然の中に入ると落ち着きますね。
難易度は低い山なので興味のある方は行ってみてください。

さて多くの学校で期末試験が終わりましたが
勉強の成果は発揮できたでしょうか。
良い出来だった人もいれば、惨敗だったと嘆く人もいます。
良かった人は、そのまま続けましょう。

悪かったという人は、
そもそも何を以て「悪い」と思うのでしょうか。
平均点と比べているのでしょうか。
それとも、前回の点数と比べているのでしょうか。
たいていこの辺りだと思います。

平均点なんてどうでもいいです。

極論を述べるつもりはありません。
推薦を狙う生徒は他の生徒より評定が高い必要がありますし、
レベル別編成授業で上位のクラスに入るためにも意識すべきだとは思います。

しかし、みなさん平均というものに気を取られすぎです。
極端に難しかったり易しかったりしなければ、
平均点より高い人と低い人は半々です。
(試験では中央値を知ることができませんが、正確には中央値を境に半々)
平均より低いとすぐに死んじゃいますか。
そんなことはありません。
平均より高いだけで一生平穏に暮らせますか。
そんなことはありません。

そんなものよりも大事なのは、
自分が学習した成果が出たかどうか
ですよね。
成果が出たならばそんなに素晴らしいことはありません。
続けましょう。
成果が出ていなければ、
なぜなのか、考えましょう。
量が不足しているのか、やり方が非効率なのか。
それを改善して、また次に臨む。
その繰り返しが重要です。

たとえ点数が高かろうと、
なんか知らないけど取れちゃったっていう人は褒めません。
たとえ点数が低かろうと、
いろいろやってみたけどダメだったっていう人には次こそ結果を出そうと激励します。

頑張る人へ、知っていてほしいのは、
他人は往々にして結果にしか目が行かない
ということです。
仕方のないことなんですが、これは事実なので受け入れてください。
心が少し楽になると思います。

志望校の決め方

公開日 2021/06/16

ついに出てしまいました。

即ポチりました。
小学生用教材「うんこドリル」が一時期有名になりましたが、
その文響社から大学受験用英単語帳が今月発売されました。
「すべての例文に『うんこ』という言葉を使用することに成功しました。」
笑いのツボが小学生並みに浅い私はこれだけで笑ってしまいます。
うんこドリルは面白いだけではありません。しっかりとその効果があります。
詳しくはこちら→東京大学との共同研究

早く志望校を決めてください

本題に入ります。
高校3年生、中学3年生は多くが部活を引退し、これから本格的に受験勉強を始めよう、という頃だと思います。
そこでまずやるべきことが、志望校を決めることです。
もう決める必要があるの?って思う人へ、よくある失敗例
「とりあえず勉強をして、合格できそうなところへ出願する」
こういう人は後悔します。
何かしら自分が興味のある学校があったり、到達したいレベルがあるのにも関わらず、失敗を恐れて(または失敗と思われるのを恐れて)こういうことを言います。
この状態では成果は出ません。
自分の目標は、はっきりと言葉に表しましょう。

どう決めるか

特にやりたいと思うこともない、という人へ。
それは嘘だと思いますが、どのようにして進学先を決めると良いのか、そのヒントを書きます。
これはヒントであり、正解ではありません。

どう生きていきたいか考え、調べてみる

どう生きていきたいか、というと皆さん職業とかそういう話に持っていきがちですが、
この問いへの答えは必ずしも職業である必要はありません。
大きな組織で誰もが知るような大きな仕事をしたい、とか
世界中を旅しながら生きていきたいとか
そういうもっと大きな枠でも良いです。
男子で、一生ゲームをしてたい、という生徒がちらほらいますが、そういうのでも良いです。
大企業に就職するためにはどうすればよいのか。
ゲーム三昧で生活するためにはどうすればよいのか。
こうやって逆算をはじめます。

大学の決め方

・研究内容で決める
大学は研究機関ですから、学問をしに行くという目的が最も達成しやすいところです。
大学は複数の学部・学科で分かれていますが、
何か学びたいことがあるときは、まず大まかな学部を把握し、次に大学の教授を調べると良いです。
例えば、長崎大学にも佐賀大学にも「経済学部」がありますが、勉強・研究できる分野が異なることがあります。なぜなら、そこに在籍する教授の専門分野が違うからです。
だから、教授の主な研究内容を知ればその大学で詳しく学べることが何かがわかります。
名前を調べて検索をすれば知ることができます。

・地域で決める
大都会に行きたいとか、地元で就職したいとか、希望があると思います。
大学の立地で決めるのもありです。
特に就職活動では、その地域でNo.1の大学はやはり有利です。

・難易度で決める
決める要素が本当に何もないという人は、入学難易度の高い大学を目指すことを勧めます。
これは言い換えると、将来の選択肢を広げる、ということです。
難しい大学であるほど、自分の望みを実現させられる可能性が高くなります。
ただし、現在の自分の実力とよく相談しましょう。

大学について書きましたが、高校選びに関しても考え方は同じで良いでしょう。
基本は逆算することです。

生きていれば様々に選択する機会があります。
言い方を変えたら、皆好きなように選択することができるということです。
少し時代を遡れば、身分制度があり、就く仕事が決まっていました。
こんなに自由に生きていける国、時代はなかなか無いと私は思います。
自分の道は、親ではなく、私でもなく、
自分で決めてほしいと思います。