基礎を軽視している人が多すぎる件

当塾には先週まで、ミケ・タマ・コケという3匹のハエトリグモがいたんですが、そのうちタマとコケが見当たりません。餌が減ってきたんでしょうか。少し寂しいです。
戻ってきたとしても、それがタマか判別するのはかなり難しいんですが。

さて本題です。
タイトルの通りです。
いろいろなパターンがあるとは思います。

・知っている(よく聞く)けど実行しない人
・基礎ができていると思い込んでいる人
・基礎はできているが、2度とやる必要はないと考える人
・基礎できないのに応用できるオレかっけーな人

思いつくのはこんな感じです。軽視は言い過ぎかもしれませんが、結果的にそうなっています。
これらに当てはまっていようがいまいが、改めて知っておいていただきたいです。基礎をつくることが重要であることを。
基礎的な問題に繰り返し取り組むことは、その分野への理解が深まるという大きなメリットがあります。

特に成績中位層に多いです。例えば数学でいうと、計算問題のミスが多かったり、公式のうろ覚えが多いのに、入試問題レベルのような教材ばかり使ってしまう、という具合です。
これ、問題レベルの違いはあれど、高校の課題に押しつぶされて全く成果が挙がらない生徒の典型例だと思います。早い話、教材が合っていないということです。本来ならば以前に習った単元の復習をするべきですが、課題の量が多く手が回らない。その課題はその以前習ったことを応用するものなので余計に時間がかかるという悪循環ですね。この場合ははっきり言うと、課題は無視するべきです。学校の先生に相談するのが得策ですね。そんなの無理っていう人は私に相談してください。説得の仕方を教えます。

あと、上記パターンの4つ目、これまでの指導経験上ですが、男子生徒に特に多いです。
能力だけに頼って努力しないの、カッコ悪いですよね。早めに卒業しましょう。

基礎を作れ基礎問題解けと言ってますが、応用問題解くな、という意味ではありません。むしろ、解けるか解けないか、くらいのレベルのものに取り組むこともまた有意義です。

じゃあ何やればいいんだ?って方は、まず自分で考えてください。それでも分からないならば聞きに来てください。ここには書きません。やるべきことは十人十色なので。授業しながらノート観察するなど分析しています。
他人事だと思わないように!!