情報を正しく判断すること

新型コロナウィルスに関するニュースが毎日飛んでいますが、誤解を生む表現が多くあります。過度に警戒するのではなく、正しい知識を身につけ、できる予防策を考えましょう。

コロナウイルスとは

この名称は種の総称で、人に感染するものは6種類です。内4種類は風邪の症状を引き起こすもので、過去にすでに感染した方もいると思います。ご存知SARSは残り2種の内の1種です。
今回中国で発見された新型はヒトからヒトへ感染するようですが、まだその感染力はわかっていません。
ウイルスの形状が王冠に似ていることから、ギリシャ語で王冠を意味する「corona」が語源のようです。

どう行動するべきか

特別なことはありません。
インフルエンザの感染予防と同じこと、つまり手洗いをすること。また感染の拡大を防ぐためにマスクをすること。できるだけ人混みを避けること。

こういうときは、人の不安を煽るような記事が書かれたり、ネットでデマが流れるものです。SNS上での噂話などはあまり信用しない方が良いです。何が正しいか自分で判断できるようになりましょう。

参考
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html

残り時間をどう使うか

公開日 2020/01/22

センター試験、私立高校入試お疲れさまでした。
伸びた人も思うようにいかなかった人も、きちんと結果を受け入れましょう。
そして、次に何をするべきなのか考えてください。
わからないことは聞きに来てください。

国公立大学の個別試験まで、34日です。
5週間です。
短い期間ですが、この使い方次第で明暗を分けると言っても過ぎないでしょう。
ほんの少しの差が命取りです。
まずは下の合否人数の分布を見てください。
2019年の九州大・経済学部を例にします。

2019九州大合否分布
2019データネット  https://dn-sundai.benesse.ne.jp/dn/dn2019/doukou/nankan/index.html

合格可能性
A…80%以上
B…60%以上
C…40%以上
D…20%以上

表の見方は、例えば2018年は
センター試験で380~384点取った人が17人(B判定をもらっている)、個別試験を受け11人が合格・6人が不合格だった、という具合です。

一般的にはB判定を取ればまあ安心といった見方をされますが、そんなことはありません。実際この表でB判定をもらったのは52人いますが、そのうち15人は不合格となっています。
B判定からC判定の辺りはどちらに転んでもおかしくない、かなり実力の拮抗している層です。

ではどのように行動すべきかというと、
当たり前ですが、ライバルより多く、できる限り時間を投入すること、戦略を練ること。
これしかありません。
1問2問、部分点の差で勝負は決まります。
気を緩めたら負けます。
普段は学校という狭い箱の中で生活しているので気づきにくいかもしれませんが、自分たちと同じような高校生がたくさんいることを忘れないようにしましょう。

入試前日、当日に気をつけること

公開日 2020/01/15

まとめてみました。
これを全てやれば良い、というわけではありませんが、受験生の役に立つであろうと思います。

●試験前日

○普段していることをする
験を担ぐことは悪くないと思います。
しかし、普段油物を食べていないのにカツ丼を食べるなどはやめた方が良いです。体調崩します。特に食事は気を付けましょう。
当日も同じです。

○勉強
しっかり問題を解く必要はありませんが、日本語、英語ともに軽く運動する具合に文章を読んでおきたいです。
合わせて、自分がミスをしやすいところ・うろ覚えになりがちな項目の確認です。

○当日の行動のシミュレーション
持ち物の用意とともに、試験当日の流れを確認しましょう。
他の人についていけばよい、とは考えないでください。下見は大事です。
時間・場所・昼食など

●試験当日

○普段の食事をする
前日の方にも書きましたが、食事の時間や食べるものを変えないように。

○試験前・試験中は心を落ち着かせる
始まる直前は、目を閉じて、深呼吸するだけでも良いです。
試験中、慌ててしまいそうなときは一旦顔を上げてリセットしましょう。あまり周りを見すぎるとカンニングを疑われるので注意。
また、問題形式が変わらないとは限りません。最初に軽く全体を確認して、もし見慣れないものがあったら「ふ~ん」とほんの少し作問者を恨みつつ解き始めましょう。

○試験監督の話を必ず聞いておく
一言も聞き漏らさないように

○休み時間
終わった試験の話はしない。
話を振ってくる人がいたら上手に次の科目の話に変えるか、トイレに行くふりをして逃げましょう。

○センター試験の場合、1日目が終わったあと自己採点をしない

以上です。
これらに注意して、発揮できる力を100%に近づけましょう。

入試直前にやるべきこと

公開日 2020/01/08

冬期講習が終わりました。
お疲れさまでした。
中には毎日7時間以上勉強した生徒もいました。よく頑張ったと思います。きっと結果はついてくるでしょう。

高校生のセンター試験、中学生の私立高校入試が近づいてきました。
毎年、直前(1週間前くらい)は何をすれば良いかを尋ねられるので先に答えておこうと思います。

①勉強してきたことを復習する

不安であるため、つい今までやったことのない問題集に手を出してしまう人がいます。
そのように、新しいことに手を出すのは危ないです。
無理に新しいことを身につけようとせずに、解いてきた問題を解きなおしたり、ノートを見直したりしましょう。
今までこんなことをやってきたな~という感じで。

②ただの勉強不足なら、理科社会の知識を詰め込みまくる

中には試験範囲を勉強しきれなさそう、という人もいると思います。
今更後悔しても仕方ありません。自分のせいです。
最後だけは、全力で足掻きましょう。
とにかくひたすら自分で小テストを繰り返してください。
これを試験までに覚えないと死んでしまう!!!
っていうくらいの勢いでやってくださいね。
そこでできないなら、一生できませんよ。

③よく食べ、よく寝る

本番が近づくと、精神的に不安定になることもあります。
ストレスを感じるんですね。
こういう時期だからこそ、体調管理がより重要になります。
いつもと違う時間に食べたり、睡眠を削って勉強することのないようにしましょう。
十分に寝るだけでストレスは軽減されます。
食べ物なら大豆製品や緑黄色野菜が良いそうです。
また、軽い運動もおすすめです。2,30分くらいのジョギングでも十分です。運動部だった生徒は、現役のころのノリで走ったりしないように。身体壊します。

以上です。
特別なことをする必要はありません。
試験前日・当日に関することは、また別の記事にしようと思います。

あけましておめでとうございます

今年も タナカ塾 をよろしくお願いいたします。

センター試験まで、15日
国公立大個別試験まで、53日
長崎県立高校一般入試まで、67日

言い換えます。

センター試験まで、2週間
国公立大個別試験まで、7週間
長崎県立高校一般入試まで、9週間

と考えましょう。
我々は1週間単位で動いてますよね。
学校の時間割も曜日で決まっています。
週で見ると、入試まであと何回授業があるか、など分かりやすくなると思います。
意外と少ないことに気づくと思います。
1回1回を、大事にしていきましょう。