公開日 2021/07/14
先日久しぶりに山に登りました。
長崎市の烽火山です。
すり鉢状の街が一望できます。
烽火とは狼煙(のろし)のことで、例えば敵が侵入してきた時に遠くの仲間に知らせるために火を焚きます。
↑ここで火を焚きます。
たまに自然の中に入ると落ち着きますね。
難易度は低い山なので興味のある方は行ってみてください。
さて多くの学校で期末試験が終わりましたが
勉強の成果は発揮できたでしょうか。
良い出来だった人もいれば、惨敗だったと嘆く人もいます。
良かった人は、そのまま続けましょう。
悪かったという人は、
そもそも何を以て「悪い」と思うのでしょうか。
平均点と比べているのでしょうか。
それとも、前回の点数と比べているのでしょうか。
たいていこの辺りだと思います。
平均点なんてどうでもいいです。
極論を述べるつもりはありません。
推薦を狙う生徒は他の生徒より評定が高い必要がありますし、
レベル別編成授業で上位のクラスに入るためにも意識すべきだとは思います。
しかし、みなさん平均というものに気を取られすぎです。
極端に難しかったり易しかったりしなければ、
平均点より高い人と低い人は半々です。
(試験では中央値を知ることができませんが、正確には中央値を境に半々)
平均より低いとすぐに死んじゃいますか。
そんなことはありません。
平均より高いだけで一生平穏に暮らせますか。
そんなことはありません。
そんなものよりも大事なのは、
自分が学習した成果が出たかどうか
ですよね。
成果が出たならばそんなに素晴らしいことはありません。
続けましょう。
成果が出ていなければ、
なぜなのか、考えましょう。
量が不足しているのか、やり方が非効率なのか。
それを改善して、また次に臨む。
その繰り返しが重要です。
たとえ点数が高かろうと、
なんか知らないけど取れちゃったっていう人は褒めません。
たとえ点数が低かろうと、
いろいろやってみたけどダメだったっていう人には次こそ結果を出そうと激励します。
頑張る人へ、知っていてほしいのは、
他人は往々にして結果にしか目が行かない
ということです。
仕方のないことなんですが、これは事実なので受け入れてください。
心が少し楽になると思います。