公開日 2021/10/13
過ごしやすい季節になりました。
最近は天気の良い日が多く気持ちが良いです。
高3生は、共通テストまで100日、もとい14週間を切りました。
上手くいっている人もそうでない人も、
成果を確認しながら勉強を進めましょう。
入試が終わってから、もっと勉強すべきだったと嘆く人は多いです。毎年です。考えるよりも、すぐに動きましょう。
同じ期間勉強していても、
個々人で成果に差が生まれます。
これまでの積み重ねや時間の使い方など、
その原因は挙げればキリがありませんが、
今回はなかなか成果が出ない人の特徴の一つを紹介します。
自分のやり方に固執する人
基本的なことができていないうちから、我流を貫こうとする人がいます。
良く言うと芯が通っていますが、
何か物事(学校の勉強だけではない)を身につけようとするときに、
その道の先を行く人の助言があるにもかかわらず、それを受け入れないまま続けてしまう人です。
これは、ある特定の人がそうなるのではなく、誰にでもなる可能性はあるものです。
(「性格」というのは個々人に固有に存在するのではなく、ある場面で顕在化されるものをいいます。)
こういう状態だと伸びない理由は、
ほとんどが効率の悪いやり方だからです。
何を先に勉強するべきか、何を目安とすれば良いのか、
いつまでにやるべきなのか。
例えばこういう視点がなかったり、ズレていたりするのでなかなか成果が出ないのです。
マネをするのが1番
学校の勉強であろうが、スポーツだろうが、ゲームだろうが、料理だろうが、
早く上手になるコツは、
上手な人のマネをしてみることです。
勉強であれば、文章の覚え方であったり、復習の頻度であったり、なんでも良いです。
英単語を覚えるのが早い人の真似をしてみる。
計算が速くて正確な人の計算過程を真似てみる。
打率が高い人のバットの振り方を真似てみる。
ゲームが得意な人のコントローラーの使い方を真似てみる。
すべて自分のやり方でやるよりも何倍も早く上手になります。
ちっぽけなプライドは捨てましょう。
我流は後から生まれてくる
その道のプロと呼ばれる人たちは、
皆それぞれ自分のやり方を確立しています。
唯一無二のものです。
しかしそれらは、最初から存在したものではありません。
自分より上手な人の真似をして成長するうちに、自分にとっての最適解を少しずつ見出していき、やがて自分だけの形を作っていったものです。
誰一人として、他人の真似をしなかった者はいないでしょう。