公開日 2025/02/13
国公立大、一般選抜の中間集計が出ていますので並べてみます。
すべて前期日程です。
現高2は、来年の入試への参考にしてください。予想ができます。
九州大
今年分は、2/5時点の数値です。(未確定数値)
学部 | 学科 | 志願倍率 | 2024年倍率 | 2023年倍率 |
共創 | 2.9 | 3.2 | 2.9 | |
文 | 2.5 | 2.5 | 2.4 | |
教育 | 2.7 | 3.2 | 2.6 | |
法 | 3.1 | 2.6 | 2.7 | |
経済 | 経済・経営 | 3.1 | 2.5 | 2.7 |
経済工 | 2.4 | 2.6 | 2.6 | |
理 | 2.7 | 2.5 | 2.6 | |
医 | 医 | 2.4 | 2.5 | 2.6 |
生命 | 2.2 | 4.2 | 3.2 | |
保健 | 2.4 | 2.6 | 2.6 | |
歯 | 3.1 | 3.6 | 3.8 | |
薬 | 創薬 | 2.6 | 2.4 | 2.5 |
臨床薬 | 2.3 | 3.3 | 3.8 | |
工 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | |
芸術工 | 3.4 | 3.9 | 3.6 | |
農 | 2.6 | 2.6 | 2.2 | |
合計 | 2.6 | 2.6 | 2.6 |
傾向として、東大を筆頭に難関であるほど倍率の変化は少ないです。(医学部医学科や定員の少ない学科を除く)
医学部生命科学科や薬学部臨床薬学科の下落は目立ちますが、概ね安定して推移しています。
北大、東北大、東大、東京科学大、一橋大、名大、京大、阪大、神戸大、九大を目指す生徒は倍率を気にする必要はほとんどありません。
長崎大
今年の分は、2/6 17時での数値です。(未確定数値)
学部 | 学科 | 志願倍率 | 2024年倍率 | 2023年倍率 |
多文化社会 | 多文化社会 | 2.5 | 2.2 | 1.3 |
教育 | 小学校 | 2.4 | 2.3 | 1.8 |
中学校 | 1.8 | 1.9 | 2.1 | |
幼児 | 1.6 | 3.0 | 3.4 | |
特別支援 | 3.0 | 1.9 | 2.4 | |
経済 | 総合経済 | 1.8 | 1.9 | 1.8 |
医学 | 医学 | 5.9 | 7.7 | 3.8 |
保健 | 2.3 | 3.2 | 2.4 | |
歯学 | 歯学 | 4.0 | 6.0 | 3.8 |
薬学 | 薬学 | 4.0 | 6.5 | 5.4 |
薬科学 | 3.5 | 4.2 | 3.4 | |
情報データ | 情報データ | 2.1 | 2.5 | 1.6 |
工学 | a | 1.7 | 2.2 | 1.5 |
b | 5.3 | 3.4 | 6.3 | |
環境科学 | 環境科学 | 2.1 | 2.7 | 2.2 |
水産 | 水産 | 2.4 | 2.7 | 2.8 |
合計 | 2.6 | 3.0 | 2.4 |
コロナの影響で急落していた国際系学部の人気が戻りつつある中、多文化社会学部が志願者を伸ばしています。
医学部や歯学部はきれいな隔年現象が起きています。
工学部はa方式が共通テスト重視型、b方式が個別試験重視型なのですが、相変わらずbが人気です。
来年は、共通テストが今年よりやや難化するという予想を加味すると、
多文化社会学部は今年よりやや下回り、医学部医学科は今年並み、工学部a方式は今年並みかやや増、b方式は4倍台になると予想します。
工学部志望者は、共通テスト対策を重視しa方式に出願するのが有利です。
長崎県立大
2/7 16時時点の情報です。
こちらのリンク先からどうぞ(いつか消えます)→令和7年度長崎県立大学一般選抜志願状況
経営学部はこちらの記事で指摘したように、特に経営学科は2.4→4.6と志願者が激増です。
一方、地域創造学部公共政策学科の英語選択の方は3.1→1.8と減少しています。
1倍台のインパクトは大きいので、来年はここが増えることが予想されます。(また共通テストやや難化→長大志望者が流れてくる、という構図ができそうです)