公開日 2025/11/06
高校生は3学年とも進研模試がありました。
自己最高点だった生徒も、思うように行かなかった生徒も、
模試の後が大事です。
このような節目でどう行動していくかが、80年の人生を左右すると言っても過言ではありません。
これは、高校までの勉強の成績で人生が決まるという意味ではありません。
大事な時に、どのように考え行動していくか。
人間には癖がありますから、未来の自分に正の影響を及ぼす行動をとるか、負の影響を及ぼす行動をとるのかも同様にその人の癖がでます。
だから、20年、30年と経過した時に全く異なる結果になります。
高が模試で大袈裟な、
という考えでは、入試やその先でうまくいくはずがありません。
当日のことを話し出す
生徒に模試はどうだったか、模試の結果を受け今後どうするか、と尋ねると
多くの生徒が、
過去問を解いた時はこうだったんだけど・・・
途中で集中が切れて・・・
ここはケアレスミスをしてしまって・・・
と言った内容を話してくれます。
私はそういうことを答えて欲しいのではありません。
結果が悪かったことやその言い訳を聞きたいのではありません。
100歩譲って、話を聞いてくれる人がいないのならば聞きますが、私が最も興味があることは、
これからどうするか?
です。
例えば過去問より問題が難しかったとか、そんなことはあって当然です。
自分の力でなんとかなるものではない。
影響力の範囲
でも書いたとおり、自分の影響力は限られています。
試験問題をコントロールすることはできません。自分をコントロールしてください。
模試で言えば、
模試のための準備が適切だったか?
その準備の成果が反映されたか?
次へ向けて改善することは何か?
必ずこれらに答えてください。
続けていれば、間違いなく成長していきます。
これをせずに毎回同じことをしていても、良くて現状維持、十中八九衰退です。
これからどうするか?
過去は教訓とすることはできても、決して取り戻せません。
学生の時が一番楽しかった、と言う人にはなってほしくありません。