2025年県立高校入試

公開日 2023/08/23

ブログをアップするのを忘れていました。

生徒が話していたので記事を書きます。
また入試制度が変わります。
長崎県立高校の入試が2025年度入試、つまり2023年8月時点の中学2年生から変わります。

どう変わるかはこちら→令和7年度長崎県公立高等学校入学者選抜制度の改善方針

変化を一言で表せば、

「学力重視になった」

現在の制度では、この資料→学校・学科・コース別募集定員、実施内容等一覧
を見ていただければ分かるとおり、前期選抜、いわゆる推薦入試で入学する生徒が多いです。
諫早高校ならば募集160人に対して40人(25%)、諫早商業商業科だとの募集160人に対して96人(60%)が前期選抜定員です。
2025年からは、推薦入試(特別選抜という名前になります)の定員割合が15%以下になります。
それに対して一般選抜は85%。
一般選抜の方は5教科の試験が課されます。


ここからは私の感想と妄想の世界です。
もうひしひしと伝わってきますよ。
推薦に期待せずに5教科全部勉強してね!!
っていう教育委員会からのメッセージが。

リンク先の改善方針には、
変化の激しい社会で活躍できる人材の育成が重要と書いてありますが、
それは表向きの表現であり、
本当のところは、
ちょっと高校生学力低すぎだから中学生のうちからちゃんと勉強してね。
ということではないでしょうか。
高校の先生たちが嘆いてるんだと思います。

そもそも、
変化の激しい社会に最も対応できていないのが学校制度であり公機関なんですけどね。
(教育委員会が悪いと言っているわけではありません。構造上変化が苦手なのが当然だからです。)
説得力はありません。
変化の激しさに適応するには、芯を持つことが重要ではないでしょうか。

それはともかく、
中学生の皆さんにしっかり5教科の勉強を頑張らせたいということです。
学力の2極化を嫌うのでしょうか。
ならば公立の中高一貫をなくせば良いと思うのですが。
勉強が得意な子どもを一か所に集めてしまうと、その他の中学のレベルは当たり前ですが下がります。
いや、想像以上に下がります。
出来の良い子がいてクラスを引っ張るとか、おれもあいつみたいになりてぇ!とかいう憧れなど、そういうものがなくなるからです。
逆にメリットとして、成長の早い子らは自分と同じ、もしくはレベルの高い仲間に囲まれて刺激を受けながら育ちます。優秀な子がさらに優秀になります。

これはつまり、格差を理解する必要があります。
優秀な子をさらに優秀にするブーストをかけるならば、格差は広がります。
アメリカみたいになります。
逆に皆同じ条件で教育すると、格差は縮まります。
しかし、飛び抜けた人材は出にくくなります。
どちらを取るべきかは分かりませんね。
良いとこどりのできる仕組みがあれば良いのですが。


みんな復習していない

公開日 2023/08/16

ふくしゅうってタイプして変換するとなぜか一番目に「復讐」が出てくるのはなぜでしょうか。
おかしいですね、復讐なんて微塵も興味がないんですが。

8月も半分が経過しましたが、受験生は成果が出せているでしょうか。
自由時間が多いこの時期に本気で取り組めない人は、この後も変わりません。
直前に本気出そうとやってもうまくいきません。そもそも本気が出せないので。
9月に本番があるつもりで取り組みましょう。

秋は時間がない

高校3年生は、秋になると模試が増えます。
2週間に1回、冬になると毎週のように模試があります。
意外と行事もまだあります。
そう、思ったほど勉強時間が取れないんですね。
それに比べ8月はまだ自由にできる時間が多い。
だから今、特に力を入れて自分がやるべき勉強をする必要があります。

中学3年生はどうかというと、
こちらもまとまって多くの時間が取れるチャンスはそうありません。
なぜなら、まだまだこれから新しいことを習っていくからです。
教科書に沿った授業は、遅いと2月まで続きます。
新しいことを習得しながら、1、2年生の復習もしなければなりません。
今がチャンスです。

成果を出せ

この夏で重要なのは、「成果を出すこと」です。
この教科のこの分野はどんな問題でも解ける!
というのを目指しましょう。
そして9月の模試で発揮します。
9月の模試で、夏に勉強した分野が取れないのは危ないです。
成果の出る勉強ができていないということだからです。

そして、成果の出ない人の最も大きな特徴は、
「復習していない」
です。

みんな言うんです。
この問題集全部解きました!って。
わからないところが確認できました!って。

それじゃだめ!!

わからないところがとりあえず分かった、その次、
もう一回自力でできることを確認しましたか?
意外とできないんですよこれが。
まだ「わかる」だけで「できていない」。
だから何回も同じことをする羽目になる。
逆に、
そういうわかっただけの問題を復習すると、見る見る実力がつきます。
できなかったことができるようになる。
それはつまり実力が上がるということ。
ものすごくシンプルなんです。


NT

公開日 2023/08/09

世界マスターズ水泳に参加してきました。
世界100ヵ国くらい?から1万人近い選手が集まる非常に大きな大会です。
7月末から開催されていた世界水泳のプールをそのまま使って行われています。
瀬戸大也やレオン・マルシャンと同じプールを泳げるわけです。
深さは3m、これもなかなか体験できない。
行くしかないっしょ、と練習を続けてきました。

海外からはどれほど選手が来るんだろうか、やっぱりほとんど日本人なんだろうかと思っていましたが、以外にも多い。
私のレースの一つは日本人が私だけでした。
カナダ、メキシコ、スペイン、オーストラリア。
彼らはやはり日本人と体格が違います。
しかし、これは競泳だけではありませんが、体格が良い=速いというわけでもないですね。それが面白い。
5月の日本マスターズの時もいらっしゃいましたが、今回は海外からです。
80代のマッチョおじいちゃん。
若者顔負けのダイナミックな泳ぎを披露しました。すごすぎる。

ところで私の結果は
2種目出場しましたが、
「No Time」
つまり記録なし。
お前遅いからタイム記録しないよっていうことです。

詳しく書くと、この大会には参加標準記録があって、それを超えていないとそもそも出場できません。
当日のレースでこの記録を超えないと、自分の記録にならないんです。

では私がなぜ出場できたかと言うと、
25mプールでは参加標準記録をクリアしていたからです。

水泳をしている人しかわからないと思いますが、
大会で使われるプールは50mのときと25mのときがあります。
50mは長水路、25mは短水路と言います。
(正確には50mプールは50m2cmプール、25mの方はだいたい25m1cmプールなんですが、なぜかわかりますか)

50m泳ぐとすると長水路ではターンがありませんが、
短水路では1回ターンをします。
これが大きな差で、
競泳というのは壁を蹴る、もしくは飛び込むときが最もスピードが出る競技なので、ターン回数の多い短水路の方がタイムが良くなるんです。

私が提出していたのは5月の短水路での結果でした。
だから一応出られました。

NTになってしまった原因は他にもあるんですが、とにかく悔しい。
スタート、潜行、泳ぎ、タッチ、どれをとっても良くない。
長水路での練習機会がほとんどなかったのも敗因ですね。
課題しかありません。


これから鬼の練習が始まります。

いちごショートケーキか

公開日 2023/08/02

今日は、最近の模試の判定がEだった人への記事です。
厳しいことばかり書くので読むなら覚悟を決めてください。

これを書くのには一つ理由があります。
7月後半から三者面談を行った学校が多いですが、塾の生徒にその中身を聞き取り調査していました。
どのような話をしたのか。どのようなアドバイスをもらったのか。
その中で共通点、今年だけでない最近の傾向をつかみました。

あまーーーーーーーーーーーーーい

なんかすごく優しいんですね。
先生方も守りに入っているのかわかりませんが、そして最近の若者は打たれ弱いとか、現実を知りすぎているからとか、そういうのを鵜呑みにしているのかわかりませんが、
今のままじゃ到底第一志望校は無理、という感じの生徒にその現実を伝えていないようなんです。
(生徒からの聞き取りのみなので間違いがあればご容赦を)

時代の流れ上の必然、現代の傾向として他者に良い顔ばかりしていた方が得というのは皆肌で感じているのかもしれませんが、その話は置いておいて、
捻くれ者の私はそんな現状に黙っているわけにはいきません。

そのままじゃ落ちるよ

E判の人。
今のあなたが、半年後に合格している姿は見えません。全く。
そんなことはわかっていると思います。
一つ目の分かれ道はまずここにあります。

その現実を受け入れるかどうか

まだ全範囲勉強してないから仕方ない。
今まで部活をしていて時間がなかったから。
このように正当化していませんか。
それ、みんな同じです。
目の前の客観的な数字を受け入れないことは、逃げることと同意です。
合格者の大半はすでにB判定です。
受け入れていないならば、合格への第一歩さえ踏み出せていません。

2つ目の分かれ道です。
今E判定であるあなたは、大きく変わる必要があります。
大きく、です。
なぜなら、まだ目の前しか見えていないからです。




面談で生徒に話したたとえ話です。

これからあなたは山を登ります。
制限時間内に頂上につかないといけません。
(実際登山では夕方に登頂はアウト。帰り道暗くなって遭難するからです。)
その山は特に標識もなく、誰も登ったことがありません。
整備された道はないので獣道を通ったり、自分で道を切り拓いて進む必要があります。
受験勉強と同じです。

では、この登山で
無事登頂できるものとできないものの差は何か?

あなたはきっと、
目の前の道を作ることしか考えていません。

どういうことかというと
日々、与えられた課題をこなしていく。
それだけしかしていないということ。
目の前の課題にひたすら集中すればいつかは辿り着く、
そう言われることもありますが、時間がないのです。
いつか、というのが試験日よりも前でないとだめなんです。
健気に見えますが、勝負の世界は厳しく、待ってはくれません。
草刈りは上手になりますが、方向もわからなければ登頂はできません。

だから、今までの行動を大きく変える必要があります。
それは、山の地図を読む、または作るということです。


勉強での具体的な行動はこうです。

✅過去問を読む、解く
している受験生は多いですが、それを活用できる受験生はごく少数です。
目標は過去問を6割超解けるようになること。
(一般入試の大学個別試験だとこれくらい)
そのために何をやるべきかを分析します。
数学ならば、問題を自分の参考書と比べてどのレベルができると良いかを確かめる。
英語ならば、文法問題の有無、レベルやどのような英作文を書けるようになると良いかを調べる。
このように、自分の行動に落とし込めるように分析しましょう。
数列とベクトルがよく出る。
長文問題が多いから長文をたくさん読む。
こんなのは誰でもやるので、E判定は覆りません。

✅自分の行動習慣を変える
人の行動の50%は習慣と言われます。
つまり半分はほぼ無意識的に行動しているということです。
だから習慣が大事です。
習慣づける方法は過去記事参照。
一番効果のあるのは環境を変えることです。
例えば、メインで勉強する場所を変える。
勉強に関係のないものを捨てる。
勉強をしない友人との関係を断つ。
難しいものではありません。
おれは受験勉強に集中するから一緒に遊べない、とフェードアウトするだけです。

とにかく、
目の前の木を切ったり草を刈ったりするのを一旦休んで、
全体像を掴もう、そして自分を変えていこう、ということです。
コンピュータで作ったような100%完全な地図は必要ありません。
半分くらいで、ある程度頂上までの道のりがわかるようなもので良いので作ってください。





志望校にこだわりがない人へ

公開日  2023/07/26

みなさんもう志望校は決定したでしょうか。
中3は、決まってないならば夏休みのうちに決めてしまいましょう。
時間があるのでじっくり調べたり話を聞いたりしてみましょう。
高3で決まっていないのははっきり言って遅い。

選択肢が多すぎる

高校ならば、多くの生徒は諫早市内の8つの高校から選びますので、あまり困ることはないと思います。
周辺の大村などを加えても、調べきれない量ではありません。
しかし大学となると、人によりますが約800校から選ぶことができます。
ある程度学部などを絞っても、結局A大学でもB大学でもC大学でも良い、という状況になることは多いと思います。
つまり、ここじゃないとイヤってことがあまりない、ということです。

学ぶ内容だけでなく、九州から出たいとか、都会に行きたいとか、逆に長崎から出たくないとか、そういう理由で選ぶこともできますが、特にこだわりがない生徒もいると思います。
そんなときにどうするかを書きます。

自己洗脳

東大と、名前を書きさえすれば入れる大学、どちらにも行けるならば、どちらを選びますか?
おそらくほとんどの人は東大を選びますよね。
なぜかというと
将来豊かになる可能性が明らかに東大の方が高いからです。
これは極端な例ですが、一般的には入学難易度の高い大学を卒業した方が、将来の自由度は上がります。
だから私は迷ったらより難関を目指せと言います。
ただ、高校生で将来のことなんてほとんど想像できない・・・
そういう生徒が大半だと思います。
想像できないから別にA大学だろうがB大学だろうが構わないと思ってしまいますね。
しかしどこの大学でも良いとか考えているとイマイチ勉強に力が入らない。
そんなときどうするか。

自己洗脳です。

つまり、
「自分はより難しいA大学に行きたい」
と思い込むということです。
今それが本心でなくとも、本心であるということにしてしまいます。
そうした方が都合が良いからです。
思想は自由。
思い込んで、A大学に向けて目標を持ち対策をした方が、どちらでも良いと考えて勉強している人よりも成果が出やすいのは想像に難くないでしょう。
ではどのように思い込んだ状態を作るか。

「自分はA大学に行きたい」
と念ずるだけではありません。
A大学の過去問を買って解いてみる。
家族や友人、先生に、A大学が第一志望だと公言する。
このように行動に移してください。
常に、A大学志望者として振る舞ってください。
うまく洗脳できれば、いつの間にか「他でもなく、A大学に行きたい」
となっています。
そうなれば、勝利は目前。
割り切れないものは勝ち残れません。



焦燥感

公開日 2023/07/19

しばらくお休みをいただいておりましたが復帰します。
10日余りベトナムに行ってきました。
現地で感じたことを少しばかり書きます。

その前にベトナムという国を紹介しましょう。
東南アジア、緯度10から20度に位置する、日本のように南北に長い国土を持ちます。
ケッペンの気候区分では大部分がAw (サバナ気候)で、雨季と乾季があり、今は雨季で雨が多いです。よく夕方にスコールが降りますね。
人口は約1億人、主な産業は農業で、米やサトウキビが多く栽培されます。

実はベトナムには昨年も行ったのですが、すごく肌で感じることがあります。
国の勢いです。
日本と比べると子ども、若者が非常に多いです。
それに愛国心が強く、これからますます発展していくことは容易に想像できます。
ネットの情報や統計ではなく、
現地に行かないと分からない感覚だと思います。
とにかく、パワーがあります。




一つ印象的な絵がありました。
初日、国1番の都市ホーチミン(首都はハノイ)に降り立ちましたが、
次の国内便までの乗り継ぎまで時間があったので空港内のレストランで食事をしたんですね。
国民食フォーをいただいたんですが、
そのレストランの目の前に大きな絵が描かれていました。
5m×3mくらいだったでしょうか。
ホーチミン市の街並みなのですが、その絵の中にクレーンがあったんです。
↓こんなやつ

高層ビルを建てるときに使うクレーンです。(タワークレーンというみたいです)
普通描きますかね?
観光客が見るようなところに。
「この街はまだまだ発展していくんだぞ」
こんなメッセージが伝わってきませんか?


IMF統計では、GDPは日本の10分の1、日本より30年遅れていると言われていますが、
この国の雰囲気を感じると30年もせずに追いつくのではないかという気がします。
(一方でベトナムは都市部と農村部の格差は大きく、生活水準が全国ほとんど変わらない日本の素晴らしい点にも気づきを得ました。)
ちょっとした危機感を覚えました。
日本の経済レベルはトップクラスなので直ちに経済大国の座を奪われる、ということはないでしょうが、それでもひょっとしたら、と思わされるのはさすがとしか言いようがありません。

このままでは負けてしまう。
私一人の力でどうこうできるものではありませんが、
日本人として、微力ながらこの国を盛り上げたいと考える旅なのでした。

仕事レースはもう始まっている

公開日 2023/07/12

仕事ができるとかできないとか言うのは、
頭が良いとか悪いとか言うくらい意味のない議論ですが、
それほど仕事を上手にこなせるかどうかというのは多くの人にとって関心があることです。
今回は中学生高校生向けに、将来仕事が上手にできるかどうかはすでに決まり始めている、と言う話をします。

会社は学校ではない

まず知っておかねばならないことは、
学校と会社は目的が全く異なるところだということです。
学校は「勉強を教わる」または「教える」ところです。
会社は「利益を追求する」ところです。

学校ではあなた方生徒は、自ら行動せずとも時間割に従って、先生に従って勉強していれば何も文句は言われません。(むしろ勝手なことをすると怒られることもありますね。)
一方会社というのは、偉い人に従って働くわけですが、1から10まで丁寧に教えてもらえることを期待してはいけません。
もちろんゼロからいきなり仕事を振られるわけではありませんから安心してください。
基本的には先輩から少しずつ教わったり、余裕のある会社はしっかりした研修制度があります。
ただ、学校のように丁寧に復習してくれるわけでもありませんし、わからないことは自分で聞かねばわからないままです。
会社はあくまでも、求められるサービスや製品を提供して利益を得るのが目的であり、教育機関ではないからです。

良い社会人になるためにできること

この項では子どものうち、学生のうちにできるようになっておくと良いことを簡単に書きます。

報告・連絡・確認

例えば塾講師である私に対して。
1ヶ月の計画通りに学習が進んでいない場合

**********************************************************************************:::
悪い例:7/30 生徒A「先生、やっぱり明日までにはこの単元は終わりません。」
       私「なんでもっと早く言わないのおおおおお」

良い例:7/15 生徒B「先生、このペースだと31日までには終わりません。だから予定の半分の問題をこのスケジュールでやろうと考えているのですが、どう思われますか?」
       私「それで!」
**********************************************************************************

解説します。
この悪い例と良い例の違いは、
ギリギリまで報告していないか、早めに終わらないことを予見して報告しているかです。
悪い例だと、もう締め切りが明日なのでどんな手も打ち用がありません。
しかし良い例は、まだ月の半分の時点で予定通りでないことを報告してくれているので、残りの時間をどう有意義に使うかを考える余地があります。
生徒Aの方は、おそらく生徒Bと同じく7/15にはもう終わらないペースであることがほとんどわかっていたはずで、その時すぐに私に報告、そして相談すべきだったと言えます。
さらに生徒Bの方は、自分の考えを提示しているところが良いです。
生徒Bは将来間違いなく仕事が早く終わる人になります。

家庭あるあるの例を書きましょう。

******************************************************************************
悪い例:親A「あんた学校から〇〇の案内もらってきてないの?」
    生徒A「知らない」
    親A 鞄ガサゴソ…「あっ、やっぱりあるたい!」

良い例:生徒B「ただいまー。」鞄ガサゴソ…「お母さんプリントー」
    親B「はいどうもー」
******************************************************************************

違いは何でしょうか?
やはり良い例は行動が早いです。
いつまでも「親にプリントを渡す」というタスクを自分に溜め込まずにすぐに消化しています。
早いから忘れにくいですし、余計なタスクを持たないので自分のやるべきことに集中できます。

時間の使い方

集中といえば、勉強でもなんでも成果の出ない生徒は選択と集中に欠けます。
こんな経験はないでしょうか。

*****************************************************************************
生徒A「宿題たくさんあるからすぐにやらないと間に合わないかもしれないし徹夜になるかもしれない。かと言ってもやりたくないし遊んでからにしよう。」

別の日
生徒A「授業中だけど今先生見てないし、友達と隠れてゲームしよう。」
*****************************************************************************
どちらも一言で、「時間の使い方が下手」です。

やるべきことがあるのに遊んでいたら、ずっとそのことが頭にあるまま遊ぶことになってしまいませんか。
もしくは忘れていると自分に言い聞かせて。
もやもやしたまま遊んでいたら遊ぶことにも集中できないでしょう。
結果また遊びたくなるんですね。

授業中に遊ぶなんてバカの所業。
あなたがバカではない、行動がバカなんです。
授業中に遊んで内容がわからなくなって、それを授業時間以外で勉強する。
そんな無駄なことはありません。
それならば最初から授業に集中して、授業時間以外に思いっきり遊べば良いではありませんか。
遊んでいるようで成績が良い人ってそうしているんです。
遊ぶ時も勉強の時も、それぞれに集中しているんです。

時間の使い方が上手くなれば、余裕が生まれます。
余裕が生まれたら、豊かになります。






ご利用は計画的に

公開日 2023/07/05

定期テストが返却されたと思います。
この時毎回必ず「平均点信者」が現れます。
そろそろ、平均点などなんの意味もないことに気づきましょう。
気になることは変なことではないのですが、平均点を指標にしたところで何が得られるでしょうか。
「平均点より低いから悪いです。」
「それで?」

平均点は、テストを作った方、つまり先生側のためにあります。
生徒にとって適切な難易度だったか、クラスごとに差はあるか。
そういう統計を取っています。
生徒側のための数値ではありません。
生徒側はテスト勉強の成果が出たか、それを確認するだけで良いんです。

計画通り・・・!

テスト範囲をすべて勉強しきれなかった人、ギリギリ終わった人、
危ないですよ。
定期テストでできないことが入試でできるわけありません。
そんなあなたは、
受験勉強が完了することなく、入試当日を迎えることでしょう

もちろん100%の準備なんて不可能です。
勉強すればするほど自分の無知を知り、終わることなどありません。
しかし、受験生なのに、
英単語帳1冊を99%覚えている生徒の少ないこと。
3年生の後半で習う単元だと理解不足のまま受験する生徒も少なくありません。

なぜこうなるか?
計画していない、もしくは甘く見積もっているからです。

どのように計画するか

まず、計画をしたことがない人。
そのような人は、明日の計画を立てることから始めましょう。
学校が休みの日の前日、夜寝る前に
明日の行動の段取りを決めます。紙に書くのが良いでしょう。

①やるべきことを殴り書きする
②やらなくて良いことを省く
③やることの優先順位をつける
④いつやるかを決める

これを5分くらいでやります。
慣れない頃は10分かかるかもしれません。
ちなみにこれをやると寝つきが良くなります。
明日のことならばイメージしやすいので比較的簡単だと思います。


次に、普段ある程度計画を立てている人。
計画には余裕を持たせましょう。
1時間と見積もっていても、実際は2時間かかってしまうこともあります。
経験済みだと思います。
やや多めに時間を取りましょう。
ただ、あまりに余裕があると作業が遅れる原因となってしまいますので、
最低と最高を決めることをすすめます。

例えば、30日程度で終わるかもしれない勉強は、
目標25日以内、遅れても35日以内、などと幅を持たせるということです。

数えたことはある?

計画を立てられないのは全体が見えていないからです。
マラソンで何キロ走れば良いかわからなければペース配分ができません。
3km走るときと10km走る時では違いますよね。

例えば、高校生がよく使う数学のチャート式やLEGEND。
理系ならば例題だけで約1000問あります。
1問15分かかるならば、全部やるのに15000分=250時間かかります。
1回解くだけで身につく人はいません。
復習を入れると少なくともその2倍の500時間はかかると思います。
全部1からやろうとしている人、大丈夫ですか?


今の中学英語が難しい

公開日 2023/06/28

今までボールペンはずっとZEBRAのSARASAを使っていたのですが、ちょっと別のを使ってみようと思い三菱のジェットストリームを買ったんですが、

すごくサラサラ、軽く書けます。書き心地良いです。
考えたり問題解いたり、たくさん書くときに負担が少ないので重宝します。
逆に書く量が少ないとか、しっかりとした文字を書きたいならばSARASAのほうが良いかもしれません。
同じ0.5mmの芯でもジェットストリームは細めの字になります。

さて今日は英語の話です。
少し前から学習指導要領が変わり、小学校から英語学習がはじまり、それに伴い中学・高校の方も変更が行われました。
今回は特に中学英語についてです。

中学英語が難しくなったと聞いてピンとくる方はいらっしゃるでしょうか。
小学校からになったからなんとなくそうかもしれないとか、使う単語数が増えたとかは目にしたこともあるかもしれません。
実際、中学生にとっては難しくなっていると思います。
その理由は、

小学校英語と中学校英語のギャップ

にあります。

単語を覚えなくてよい?

どういうことかと言いますと、
小学校の英語の授業では、例えばあいさつの仕方だったり自分が体験したことを伝えたりなど、コミュニケーション主体で英語を学習します。
文法を体系的に習うわけではなく、単語も覚える必要はありません。

それが中学ではガラリと変化します。
ご存じの通り、英単語は覚える必要がありますが、
なんと中学教科書では
小学校で使ったことのある単語は覚えているものとして扱われます

教科書には新出の単語は「New Words」として端の方に載っていますが、小学校で触れる単語は載っていないのです。
以前習ったものは他教科でも覚えているものとして扱うのは普通のことですが、小学校の英語の授業で特に単語を覚えましょう、ということはありません。(先生によってはするかもしれません)
がっつり単語テストなどはしないでしょう。

そんな授業を受けた小学生が中学校へ入学すると・・・
いきなり覚えるべき単語がずらずら現れるわけです。
おかしいですよね。不意打ちをくらうわけです。

もし小学生のお子さんがいる保護者の方がこれを読んでいただいているのならば、それを理解していただきたいのと、小学生のうちにある程度単語を覚えるよう工夫されることをおすすめします。
英検は目標にするのは良いですが、特に必要はないと思います。無理のない範囲で。
もちろん、早熟で日本語も同級生より扱え言語習得が得意ならばどんどん進んでよいでしょう。

目的が異なる

文科省は義務教育では英語でのコミュニケーションレベルを上げようとしているようですが、
これが大学受験となると話は別です。
一部変化の動きも見られますが、基本的には大学というのは研究機関なので、しっかり大学として機能している大学(≒偏差値の高い大学)ほど、「論文を読めるようになるか」どうかの試験が行われます。
つまり、日常会話などではなく専門的な文章を読解できるか、入学後できるようになるかということが問われます。だから入試問題ではリーディング重視です。
必然的に高校ではリーディング主体で学習する必要があるのですが、これは小学校での方針と真逆ですね。
差は広まるばかり。

(新課程)高校数学の航路図

公開日 2023/06/21

2020年に書いた旧記事「高校数学への航路図」がなぜか常に一定のアクセスを得ているので、新課程版を追加したいと思います。
2023年6月時点での高校2年生以下が対象です。

数学という科目は小学校の算数からの積み重ねで成り立っています。
中学の数学だからと言って、小学校で習う分数の計算ができないのならば理解不能なものができてしまいますし、高校数学も中学校の数学の内容が理解不十分だとなかなか定着しません。

そんな数学の全体像を把握するためのものです。

まずは科目ごとの単元です。

文系選択者は、Ⅰ、Ⅱ、A、B、Cを学習します。
Cの(2)は履修しない学校もあると思います。
理系選択者は、全ての科目を学習します。
現時点で確定とは言えませんが、Bの統計的な推測は扱わないところもあるかもしれません。
共通テストの選択問題になる予定で、選ぶ必要がないためです。

次に下図は私の独断によって各単元の関係を示したものです。
赤い枠は計算など最も初歩的な内容を学習する単元です。
青い線は関係の深い単元同士をつないでいます。
緑の枠は比較的独立した単元です。
厳密に分けたものではありませんので、例えば「図形の性質」と「微分法」が全く関係ないということはないのでご理解ください。

本当は全ての単元を青い線でつなぎたいくらいですが、この図ではわかりやすいものだけをつなげています。
あとで習う単元の理解度が低い時は、前に習った青い線でつながれた単元の理解度が低いことによる可能性が高いです。
高校の成績下位者に多いのは、例えば「数と式」(1年生の一番初めに学習する単元)で出てくる因数分解などの計算ができない、または遅いことです。
また、中学で習う公式を忘れている人も多いです。

数学Ⅲは、ⅠAⅡBすべての科目を集約してさらに深掘りしていく、と考えておいた方が良いと思います。
不必要な単元は一つとしてありません。
あらゆる単元を習得していくと、一つの問題を様々な角度から見ることができるようになります。