公開日 2025/08/15
やることが多すぎてブログサボっていました、すみません。 今日はAIの話です。 最近は仕事でAIを使わない日の方が少なくなりました。 私が初めてchatGPTを使ったのは2023年でしたが、そのころは文章を書く能力はまあまあで、調べ物にはあまり役に立たない程度のものでした。 しかし、2024年の特に後半から飛躍的に性能が伸び、chatGPT4oから先日実装された5へ、また格段に能力が上がりました。 私もまだまだ使いこなせているとは言えないレベルですが、使い方を紹介したいと思います。
「検索」の補助
AIはハルシネーション(幻覚)を起こします。 事実でないものをあたかも事実であるかのように答えてしまうものです。 人間でもありますね。 以前のモデルよりは改善されているようですが、単純に「〜について教えて」のように指示して示される情報を鵜呑みにするのはまだ危ないです。 何かを調べるときは指示の仕方を工夫すると良いです。 例えば、買いたいものがあるとします。 今回はWiFiルーターにします。
各サイトから抽出させます。 chatGPTにすべてを委ねるのではなく、サポートしてもらう感じですね。
コード生成
ここからAIの本領発揮です。 塾では演習用のプリントを作ることがありますが、 数学の問題なんかはWordでも作ることはできなくもないですが非常に不便です。 \[ \displaystyle \int_{2}^{3}(x+1)(x-3)\,dx\] こういう式をきれいに書けるのがtexというものです。 ↓これも説明させました。私は「テック」ではなく「テフ」と呼んでいますが
高校の数学の先生もよく使います。 例えばこのような問題文。
こういうのをpdfで生成するために次のようなコードを書きます。
これは1部分で、他にもレイアウトを調整するコードなどを書きます。 以前はこれを1つ1つ丁寧に書いていたのですが、chatGPTの登場で格段に早く作業が終わるようになりました。 問題の写真や、自分が手書きで書いた問題の画像を与えると、 そこから情報を読み取りこのようなコードを生成してくれます。
texはみなさんが使う機会はあまりないと思いますが、Excelはどうでしょうか。 ExcelなどOfficeソフトにはVBAというプログラミング言語があります。 VBAを使えば、面倒な作業をボタンひとつで終わらせることができます。
*********************************** For r = START_ROW To lastRow stuName = Trim(wsSrc.Cells(r, NAME_COL).Value) If stuName <> “” Then ‘—– シート名が重複しないように調整 —– newName = stuName i = 1 Do While SheetExists(newName, wb) newName = stuName & “_” & i i = i + 1 Loop'----- テンプレートをコピー -----
***********************************
↑これは生徒の通塾日程をExcelで管理するときに使ったものです。(1部) これもchatGPTに作ってもらいました。 VBAは初心者の私ですが、それでもある程度実用的なものを作れてしまいます。 プログラミングはAIが最も得意とする分野の一つですが、 現段階では人間側が多少の知識は備えていないと使いにくいだろうとは思います。 やりたい人は数学と英語を勉強しておくのが良いです。
まだまだある
AIの進化は凄まじいですが、教材と同じように、道具はどう使うかが重要です。 アイディア次第でゴミにも金塊にもなるとても面白い道具です。 話し相手だけではもったいない。 いろいろな使い方を考えてみましょう。