なんか参考書の名前みたいになりました。
学校や塾の授業についていけなかったり、いくら勉強しても伸びなかったりする人は、ほとんど全体像をつかめていません。
例えば、中2で習う連立方程式は、中1で習う方程式の理解ができていなければ学習が進むはずもありません。前に戻ってみる、ということをしないんですね。
というわけで、どのように進んでいくべきなのかを図にしてみました。
単元をすべて並べてあります。
赤枠は、すべての単元の基礎になる計算を扱うところです。
各単元でつながりの大きい者同士を青線で、緑枠は比較的独立した単元を表しています。
例えば、「相似な図形」が苦手に感じたならば、2年の「平行と合同」や「三角形と四角形」で習ったものを復習してみる。それでも分からなければ、1年の「平面図形」や「空間図形」に戻ってみる、という具合です。
それでもだめなら小学生の教科書を読みましょう。または、赤枠の計算ができていないだけかもしれません。
この図の使い方はこんな感じで、要は自分を分析するために使ってほしいのです。分析の正確さで、勉強後の成果の大きさが決まるといって良いでしょう。
今回は中学数学だけですが、後々高校の単元とのつながりや、英語の図も作成します。