「わからない」がわかるかどうか

今年も残り1か月ですね。もう少しで2020年です。
2000年がもう20年前だなんて。
中学生も高校生も生まれてないんですね…
20年後には私は50歳…かっこいいオジサマを目指します。

学習の指導をしている者として、よく気になる点があるのですが

「この問題がわかりません」

という質問がめちゃくちゃ多いです。
これを聞いた瞬間、あ、問題のレベルが合っていないかもな、と思います。
すべてではありませんが、大抵はその生徒の理解度をだいぶ超えている問題です。たとえば、それを解く過程で用いる基本事項がそもそも不十分であることです。それは計算であったり、公式を理解していなかったり、ということです。それらを応用して解いていかねばならないのに、それを用いる時点で四苦八苦していては正解にたどり着かないのも当然です。

だから、全く手の付け方が分からない問題があったら、それは後回しでも良いんです。それより先にやるべきことがある、というのは私の口癖になりつつあります。
しかし学校の課題とか、そういう少々厄介な、やらざるを得ないものは一から解説するので聞きに来てください。どこで躓いているのか洗い出します。そのために、いちいち理解しているかを確認しますが面倒だと思わないでください。そうやって自分の課題は見えてきますよね。

このようにして、「わからない」ところが分かっていき、それをわかった状態にしていけば、100%学力は伸びます。100%です。ゲームより簡単です。私も同様にしてこの「ゲーム」を攻略してきました。今でもやっています。学校の勉強以外のことも。