勉強している人としていない人の差

公開日 2025/10/09

勉強というのは、学校で習うものだけを指すのではありません。
学校で習うことはほんの少しです。
(しかし、何をやれば良いか分からない人にとってはかなり効率的に世界を学べます。)
ゆえに、学校を卒業すれば勉強が終わるのではなく、生涯続けるべきものです。
高校や大学卒業時にすでに勉強した人としていない人の差は出てきますが、歳を重ねるにつれさらに大きくなっていきます。
卒業した後の方が年月が長いので当然です。
どのように変わってくるでしょうか。

視野

最も大きく違いが出るのはこれだと思います。
前提として、Aさんは視野が広いがBさんは視野が狭い、などという単純な話ではありません。
視野が広い人が、ある条件下で突然視野が狭くなってしまうこともあります。

勉強する習慣、姿勢のない人は視野が狭くなりがちです。
自分から半径3メートルくらいしか見えていないのでは、と。
喩えるならば、3メートル先に壁があって、その壁の外から音は聞こえてくるが、壁の向こうで何が起こっているかは全く分からない、または気に留めない、という感じです。
我ながら分かりにくい喩えです。
具体的には、
自分に起きたこと、自分の家族や友人から聞いたことくらいにしか関心のない様子です。

もちろんこれは極端な例です。
程度があります。
学ぼうとしない人は、視野の大きさが変わりませんが、
学ぼうとする人は次第に視野が広がっていきます。
赤ん坊の時は半径3メートルだったのが、
5メートル、10メートル、
町、市、県、
国、地球、太陽系、・・・
というふうに、考えられる範囲、想像できる範囲が広がっていきます。
つまり、スケールが大きくなっていきます。

スケールが小さいとどうなるか

自分とその仲間(半径3メートル以内にいる)の利益だけを考えます。
スケールが国レベルの人は、地球上で戦争を起こします。
スケールが地球レベルの人は、宇宙進出を考えます。
さて、どの程度が良いのでしょうか?



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