問題を解けるようになるだけでない

公開日 2026/05/19

志望校はなんとなく決まっている。
その先に何をしたいかはよく分からない。
そういう人は少なくありません。
「やりたいことがないから、勉強する意味が分からない」
と思う人もいるでしょう。
ですが受験勉強には、合格以外にも大きな意味があります。

すぐ先の目標は誰でも立てられる

例えば、  
明日は英単語を覚える。  
週末は学校の課題を終わらせる。  
次の小テストで満点を目指す。  
このくらいの短い目標なら、比較的誰でも立てられます。  
先が見えやすいからです。  
もちろん、それも大事です。  
ですが、誰でもできることだけでは大きな差はつきません。

遠くを見ること

では何に価値があるのか。
それは、少し先ではなく、もっと先を見ることです。
1年後、2年後、自分がどうなっていたいか。
そのために今何をするべきか。
これを考え、行動に落とし込むことには大きな価値があります。
10年後のことを正確に予想するのは無理です。
世の中で何が起こるかなんて、誰にも分かりません。

しかし一方で、
自分がどう行動するかは自分で決められます。
未来は見えなくても、
進む方向は決められます。

練習

受験勉強というのは、
ただ問題を解いて点数を上げるだけのものではありません。

目標を決める。
計画を立てる。
やってみる。
うまくいかなければ修正する。

この繰り返しです。
つまり、仕事でも人生でも必要になることを先に練習しているわけですね。
もし私が、その日その日で思いつきの授業だけをしていたら、
生徒の成績は上がらないと思います。
今どの位置にいて、どこを目指し、どの順番で進めるか。
それを考えるから、意味のある指導になります。
勉強する側も同じです。
行き当たりばったりでは、なかなか前には進めません。

仮の目標でもよい

最初から立派な夢がある必要はありません。
明確な志がないと動いてはいけない、なんてことはないです。
とりあえずこの大学を目指してみる。
この1年はしっかり勉強してみる。
この科目を得意にしてみる。
それでも十分です。
仮の目標でも、行動していくうちに見えるものがあります。
何も決めずに立ち止まるより、
仮でもいいから決めて進む方が、ずっと多くのものを得られます。
目標がない人ほど、受験勉強を軽く見てはいけません。
先を見て計画し、継続して動く力は、
受験が終わったあとにも残るからです。
それは、合格以上に長く役に立つものです。

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