ここが合否の分かれ目

公開日 2026/01/22

共通テスト、私立高校入試お疲れ様でした。
あとおよそ1ヶ月、ラストスパートをかけましょう。

悩む=停滞

大学受験生は共通テストの自己採点結果により判定が出る頃ですが、
毎年なかなか出願先が決まらない生徒がいます。
決まらないので、勉強に集中できませんし、出願校へ特化した対策も打てません。
これは大きな痛手となります。

国公立大前期試験までは、共通テストから約5週間。
そのうち1週間を悩んで過ごすと、20%を失うことになります。
この時期は最も実力が伸びる時期です。
その20%というのは、合否を左右すると言っても過ぎることはありません。

つまり、皆が悩んでいるなかですぐに決断して勉強に集中すれば、
現在のビハインドを取り戻せる可能性があります。

即断即決

判定がCだろうがDだろうがEだろうが、やることは変わりません。
過去3年ほどの入試結果を調べ、過去問を解き、残り1ヶ月で合格者最低点から平均点を狙えるかどうか。
あと何点取れば、合格できるのか。
それだけです。
もし今いろいろな大学を調べているのならば、それは下級生への教訓として伝えてください。
今やることではない、と。
とにかく早く勉強に集中しましょう。
共通テストで浮き彫りになった弱点は潰しておきましょう。

「飽き」対策

受験科目が1科目、2科目だけになる人も多いですが、
科目数が少ないと出てくる悩みがあります。
飽きです。
飽きたら、他の科目を勉強しても良いです。
特に1科目しかない生徒は、たまには他科目をやりましょう。
1科目だけやり続けてもあまり伸びないんですね。
国語や英語ばかりになってしまう人は数学や理科を。
数学や理科ばかりになってしまう人は国語や英語を少しやりましょう。
すべては繋がっていますからね。

共通1次、センター、共テを解き比べ

公開日 2025/12/11

大学入試は年々変化しており、私が受験生だったころと比較しても全く別物です。
近年の入試を知らない方もおられると思いますので、今回は数学の問題を紹介します。

分量が違いすぎる

早速ですが、問題を比較してみましょう。
1989年の共通1次
2008年のセンター試験、数学Ⅰ・A
2025年の共通テスト、数学Ⅰ・A
の問題を並べた画像です。

共通1次の出典は→Mathematics Examination Test Archives
センター試験と共通テストは→日本の学校
共通1次は実際の紙面ではないためページ数が不正確ですが、数学の問題はこれが1年分です。
対してセンター試験と共通テストは2科目のうち、1科目の問題だけ並べています。
(センターはこれに加えて9ページ分、共通テストは32ページ分が追加されます。)
これだけで、どれほど量が増えたかお分かりいただけると思います。

2科目合計のページ数は、
2008年の17ページから、
2025年は56ページへと3倍以上になったのです。

試験時間は、
共通1次が100分。
センター試験は60+60=120分。
共通テストは70+70=140分。

余裕

しかしこれだけ見て、単純に共通テストが難しすぎると判断するのは早計です。
実際に解いてみました。
画像の分を全部解いた結果、()内は制限時間
共通1次→50分(100分)
センター→40分(60分)
共テ→65分(70分)

私が受験した頃のセンター試験がぬるま湯に感じてしまいます。
共通1次はかなり時間的余裕があります。
しかし受験生に勘違いしてほしくないのは、
昔は今ほど受験環境は充実していないという点です。
参考書はわかりやすいものが豊富ですし、無料で授業動画をすぐに見られるような今の環境はぬるま湯だとも言えるわけです。


試験の判定で判断してません

公開日 2025/8/28

8月が終わろうとしています。
共通テストまではあと21週間です。
塾生はよくがんばりました。
特に中3生と高3生、お疲れ様です。勉強したことはどこかで必ず成果として現れます。
成果を測るものの一つとして模試がありますね。
これからそのシーズンに入りますが、模試と言えば志望校の判定です。
これから模試を受けるごとに一喜一憂してしまう生徒が必ずいますので、
過去の事例を踏まえながら、
釘を刺すとともに希望の見える話をしておきます。

目標は志望校合格である

まず確認したいのですが、
皆さんが優先して選ぶのはどちらでしょうか?
①志望校合格
②模試でA判定

当然、①ですね。
すごく極端なことを言うと、すべての模試で0点であっても入試当日に自分の順位が定員より小さければ合格します。A判定であることは、合格を保証するものではありません。

判定は統計的事実でしかない

そもそも模試の判定は、過去の受験生の受検結果をもとに算出されたものです。
だからもちろん、ある程度信用のあるデータです。
だから学校や先生たちは模試の結果をもとに話を進めます。
一方で個人としては、合格可能性が正確でないことが多々あります。

私は数ヶ月、数年同じ生徒を指導する中で、真の合格率がだんだんと見えてきます。
例えばこの生徒↓これは共通テスト受験後の自己採点を元にベネッセが出す判定表です。

(個人を特定できる可能性があったため、画像を削除しました)

広島大以上、できれば九大を目指していた生徒です。
広島大学の工学部はE判定でした。
これを受けご両親や学校の先生は基本的に広島大は勧められず、せめて熊本大、安全を期して長崎大を勧めます。当然の反応だと思います。
しかし、私はこの生徒を1年以上見ており、九大も狙えるレベルを想定して学習内容を指導しており、2次試験で得点する力は十分あると判断していました。
またここは共通テスト900点、2次試験1500点と、2次試験のウエイトが大きいことも合格可能性を上げる要因でした。
あとは本人の気持ち次第で合否が変わると思い1週間ほど話していましたが、やっぱり広島大より簡単なところに落としたくないと受験を決意し、見事合格を勝ち取りました。
素晴らしい、勇気のある決断だったと思います。

二人目です。

(個人を特定できる可能性があったため、画像を削除しました)

この生徒は両親とうまくいっておらず、最後まで精神力との闘いでした。
家庭環境が良ければおそらく熊大レベルは行ける力はありました。
この生徒も長崎大工学部E判定で、それだけ見ると出願を躊躇するような共通テストの成績でしたが、
数学力のある生徒で、時間に余裕のある試験では有利だったので出願にGOを出しました。
成績表の右側に2次集計、つまり10月の進研記述模試の判定がありますが、これを見ているのではありません。
長崎大の問題を解けるかどうかを判断しています。

判定だけで判断しないこと

これはE判定からの逆転合格ではありません
判定からは見えない実力があり、それは「志望校に合格する力」です。
21週間後に、誤った判断をし、不利益を被らないようにという助言です。

「時間が足りない」のではない

公開日 2025/06/26

大学入試の一つの関門である共通テストですが、
解く時間が足りないことで有名です。

その中でも英語のリーディングは80分の試験時間で約6000語の英文を読む必要があります。
ほとんどの生徒は時間が足りないことに悩んでいると思います。
本番でさえしっかり読み込んで間に合っている人の方が少ないです。

読むスピードについて、
平均的な高校生は60~75wpmといいます。
wpmとは「Word Per Minutes」の略で、1分間に何語のペースで読めるかという指標です。
6000/80=75 ですから、
75wpmだとノンストップで英文を読み続けたらそれで試験時間が終わるということになります。
実際は選択肢を吟味したり、マークシートに解答を記入するなどの時間がかかるので全く足りません。
共通テストのリーディングだと120~150wpmほどの力が必要です。

課題はwpmか?

多くの受験生は模試で時間が足りない経験をしているので、
読むスピードを上げるべきだと考えます。
しかし!
本当に読むスピードが足りないだけでしょうか?

実は、そもそも正しく読む力が足りないのでは?

私の意見としては、
70点に満たない生徒は、ほとんどの場合
課題は速く読むことではなく、正確に読むことです。
読めた気になっていませんか。

真正面から向き合う

時間が足りない、点が伸びない理由としてよく挙げられるのは
・形式に慣れていない
・スピード不足
・時間配分を間違えた
・勘違いした
などです。

確かに時間を測った形式練習などは点数を伸ばしていくために必要なことではあるのですが、
こうやって皆さんはよく問題の本質を見失います。

目の前の1文が正しく読める

これに尽きます。
1文が正確に読めずして、その集合体である文章が読めるはずがありません。
1文1文が正しく読めたら、
読み返さずに1回で正解を出せます。
文章の流れがよく分かるので、混乱せず、考える時間は減ります。
したがって、さほど意識せずとも早く解き終わります。
70点は、余裕です。


国公立も私立も狙うのは危険

公開日 2025/05/15

諫早の高校生は基本的に国公立大学を第一志望とし、私立大学を滑り止めとして受験する場合が多いです。
私が高校生の頃もそうでした。
しかし、最近の受験事情は変わってきています。
結論から書くと、
滑り止めとして受験する私立大はよく調べ、早めに目星をつけておいて欲しいということ。
国公立と私立の両方を対策するのは大変だ、ということです。

二兎は追えない

国公立大の併願先として私立大学を選ぶ生徒は多いと思いますが
最近合格しにくくなってきている印象です。

その原因の一つは、共通テストです。
以前のセンター試験は、国公立大学の個別試験へ向けた対策をしていれば、その過程で解けるようになっていくものでした。
難関大学志望者は8割取って当然、という試験でした。
しかし共通テストに変わってから問題が難しく、試験時間もシビアに。
数学や英語リーディングは解き切る時間がなかなかありません。
さらに今年から情報も増えました。
7割や7割5分を取るのが難しい試験になってしまいました。
これにより、国公立大学志望者は「共通テスト対策」に時間を割かないといけなくなりました。

この変化により、共通テスト離れが始まります。
膨大な時間を使って7科目8科目勉強するよりも、3科目だけ頑張って、しかも共通テストを受ける必要のない有名私立大学を目指す方が良いと考える高校生が増えるのは当然ですね。

これはつまり、私立大受験では、
7、8科目に時間を割いてきた国公立大学志望者は、
3科目に集中してその私立大学の対策を行ってきた人に負ける
ということです。

情報戦でも負ける

諫早高校では最近、成績中間層の併願先として近畿大など関西の大学を聞くことが増えました。
(関東は遠いが関西までなら、ということなのでしょうか)
受けるのは自由なのですが、
九州の高校はやはり九州内の大学に強く、関西などの大学には弱いです。
進学者が少ないですし、情報が少ないからです。
だから当然、無策で受けると関西の高校生に余裕で負けてしまいます。
受験直前に調べたならばなおさら。
だからもし関東や関西の大学を受けるのならば、早い段階で情報収集に動いておく必要があります。
国公立大が第一志望であれば、それと私立の対策両方を行うのは大変です。
無闇に私立は受けず、受けるならば本当の意味で滑り止めになる大学にしておいてほしいと思います。


進学実績を知ろう

公開日 2025/03/26

今回は進路探しをする上で一つの重要な指標となるものを書きます。
自分の進路にイメージが湧かない人ほど役に立つと思います。

高校の合格実績

各高校は、大学入試等の合格者数を掲載しています。
実業系の高校では就職先も分かります。
⇩このように

諫早高校 昨年の合格実績

これと、予備校の出している難易度表を使います。
私がよく参考にしているのがこれ⇩
河合塾 入試難易予想ランキング表

こういう資料を使えば、
校内順位からある程度行けるレベル帯が分かってきます。
例えばこの諫早高校で、長崎大学へ行く層を予想するならば、
長大より難しい大学を数えて行けば良いですね。
私立大学については国公立と合わせて受験でき、また複数合格が取れるので、国公立大と難易を比べて予想します。
1学年は270人ほどであることから、おおよそ真ん中くらいの成績層の生徒が長崎大学に合格していると予想できます。
もっと簡単にわかるところだと、東大はもちろんトップ、九大は50位には入る必要があります。

一つの注意点は、
これは文理混ざっているので、文理別の順位予想をするならば生徒割合を掛け算します。
理系が7クラス中4クラスなので、理系は4/7にします。
(単純比較できません。目安程度に)
英語は文理共通の科目なので、目安になりやすいかと思います。

どこに行ける?

これから分かるのは、
並の勉強をしているならば、その高校の真ん中くらい、
つまり諫早高校ならば長崎大学くらいに進学する可能性が高い、ということですね。
もちろん高校入学時の成績も影響します。
重要なのは、いくら毎年九大に20人合格している高校に入っても、それは上位15%ほどの上位層の話、ということです。
自分の高校のマス層がどの辺なのかを知っておくと、自分の志望校選びの参考になりますし、またどれくらい頑張る必要があるのかはなんとなくでも見えてくるのではないでしょうか。

特に、保護者の方々が学生の時と比べて、高校の入学難易度や大学の難易度が大きく変わっている場合があるので調べてみることをおすすめします。

大学ならば

これは高校だけでなく、大学にも言える話です。
大学や大学院は、就職状況を公表しています。
会社には偏差値表のようなものがなく比較が難しいのですが、どんな企業に多くの学生が就職しているか、に注目すると将来が少しだけ見えてきます。

英検を何に使うの?

公開日 2025/03/20

英検などの民間検定試験を大学入試に利用できる機会が増えたことは読者の方々もご存知のことでしょう。
英検対策をしたい、させたいという方も多いので、私の英検に対する考え方を書いておきます。

大学入試でどのように使えるのか

国公立大学にも、私立大学にも入試に利用できる大学があります。
英語資格を利用する大学(一般選抜)
例えば九州大学の共創学部は、英検CSEスコアが2300点以上ならば、共通テスト「英語」が満点扱いとなります。2300点は準1級合格程度です。
佐賀大学は全学部で、2050〜2149点ならば共通テスト「英語」の得点率が70%、2250点以上ならば90%とみなされます。(共通テストの方が得点率が高い場合はそのまま)

高得点を取るチャンスが増えるというメリットがあります。
だから、資格を入試に利用できる大学を志望する生徒は必ず試験を受けてください。

ほんとに英検対策は必要?


九大の数学が易しすぎる

公開日 2025/02/27

2/25,26は国公立大前期の入試でした。
受験生の皆さんお疲れ様でした。

今週分の別の記事を書いていたのですが、
九州大の数学の問題を見て仰天したので取り急ぎこれを書いています。

河合塾の解答速報からです。
理系の問題。少し編集しています。

昨年までと比べてとんでもなく簡単(?)な問題ばかりです。
例年理系数学は数学Ⅲからの出題がメインなのですが、
今年は5問中1問だけでほぼ教科書レベル。
4問はⅠAⅡBの範囲です。
満点が続出してもおかしくないですね。

そもそも九大は難問奇問を出すような大学ではなく、標準的なレベルの問題が多い(2023年などを除く)ですが、それにしても易化しすぎです。
(河合塾も「かなり易しくなった」と講評しています)

毎年九大の数学はすぐに解いているのですが、手を進めながら本当に九大の問題か疑いました。
3番など5分で終わるほど。
共通テストの方が難しい。

受験生は注意

来年も同様の問題になるとは考えないでください。
2024年の問題レベルで考えてください。
これは過去に例がありません。

なぜこうなったかはまだわかりません。
今のところ、他大学を見てもこのように極端なところは見当たりません。
問題の作成者が変わったのか。
何かメッセージがあるのか。

今回の問題で差がつくとすれば、
説明の丁寧さでしょうか。
生物以外は易化した科目が多く、ほんの少しの差が合否を分ける、ということになりそうです。

2025年国公立大入試の志願倍率

公開日 2025/02/13

国公立大、一般選抜の中間集計が出ていますので並べてみます。
すべて前期日程です。
現高2は、来年の入試への参考にしてください。予想ができます。

九州大

今年分は、2/5時点の数値です。(未確定数値)

学部学科志願倍率2024年倍率2023年倍率
共創2.93.22.9
2.52.52.4
教育2.73.22.6
3.12.62.7
経済経済・経営3.12.52.7
経済工2.42.62.6
2.72.52.6
2.42.52.6
生命2.24.23.2
保健2.42.62.6
3.13.63.8
創薬2.62.42.5
臨床薬2.33.33.8
2.22.22.2
芸術工3.43.93.6
2.62.62.2
合計2.62.62.6

傾向として、東大を筆頭に難関であるほど倍率の変化は少ないです。(医学部医学科や定員の少ない学科を除く)
医学部生命科学科や薬学部臨床薬学科の下落は目立ちますが、概ね安定して推移しています。
北大、東北大、東大、東京科学大、一橋大、名大、京大、阪大、神戸大、九大を目指す生徒は倍率を気にする必要はほとんどありません。

長崎大

今年の分は、2/6 17時での数値です。(未確定数値)

学部学科志願倍率2024年倍率2023年倍率
多文化社会多文化社会2.52.21.3
教育小学校2.42.31.8
中学校1.81.92.1
幼児1.63.03.4
特別支援3.01.92.4
経済総合経済1.81.91.8
医学医学5.97.73.8
保健2.33.22.4
歯学歯学4.06.03.8
薬学薬学4.06.55.4
薬科学3.54.23.4
情報データ情報データ2.12.51.6
工学a1.72.21.5
b5.33.46.3
環境科学環境科学2.12.72.2
水産水産2.42.72.8
合計2.63.02.4

コロナの影響で急落していた国際系学部の人気が戻りつつある中、多文化社会学部が志願者を伸ばしています。
医学部や歯学部はきれいな隔年現象が起きています。
工学部はa方式が共通テスト重視型、b方式が個別試験重視型なのですが、相変わらずbが人気です。

来年は、共通テストが今年よりやや難化するという予想を加味すると、
多文化社会学部は今年よりやや下回り、医学部医学科は今年並み、工学部a方式は今年並みかやや増、b方式は4倍台になると予想します。
工学部志望者は、共通テスト対策を重視しa方式に出願するのが有利です。

長崎県立大

2/7 16時時点の情報です。
こちらのリンク先からどうぞ(いつか消えます)→令和7年度長崎県立大学一般選抜志願状況

経営学部はこちらの記事で指摘したように、特に経営学科は2.4→4.6と志願者が激増です。
一方、地域創造学部公共政策学科の英語選択の方は3.1→1.8と減少しています。
1倍台のインパクトは大きいので、来年はここが増えることが予想されます。(また共通テストやや難化→長大志望者が流れてくる、という構図ができそうです)

大学探しはお早めに

公開日 2025/01/30

高3の出願校がほぼほぼ確定しました。
志願倍率が発表されていきますが、気に留めずにここ数年の合格者平均点を目指して勉強を進めましょう。
公立高校入試のように変えることはできませんからね。

今年の当塾の生徒は全体的には早めに出願校を決められました。
共通テストが1/18,19。
自己採点をして判定が出るのが1/22。
そこから学校の先生たちが会議をし、1/25,26に三者面談。
毎年、遅い生徒は面談からさらに悩んで2月初め、出願締め切りギリギリまで決めきれない生徒もいます。
学校での三者面談を待つのは遅いです
三者面談で初めて聞く大学をすすめられるのも毎年のことです。
これは準備不足。

理想的な動きは、
テスト翌日の自己採点の時点で大方判定は読めるので、そこである程度出願校を絞る。
判定が出たら、予定しておいた判断軸を元に微調整してすぐに決定。
土日のテスト後、木曜日か金曜日には決めておきたいところです。
なぜこれほど急ぐかというと、合否を分けるからです。

出願校が決められないと、勉強の方針・内容が定まりません。
悩んでいたら集中もできないでしょう。
そのような状態で、共通テスト後国公立大個別試験まで1ヶ月と少しという短い期間のうち、もし1週間遅れをとれば、全体の20%以上を失うことになります。
これは簡単に合否を左右してしまう期間です。
入試は同じような学力の生徒が競うわけで、合格者最低点付近はかなりの人数がいます。
少し試験内容を変えたらごっそり合格者が入れ替わるくらいです。
そういう僅差の勝負の中、この20%が相当な影響を及ぼすことは想像に難くありません。

なぜ悩むか

悩むな、というわけではありません。
が、悩むという停滞の時間を減らす努力をしましょう。
指導をしていたらわかる、出願校に悩む理由は主に
・優先順位を決めていないこと
・学校調べが不十分なこと、情報不足
です。

特に大学調べは重要です。
大学・学部を決めることは将来にかなりの影響を及ぼします。
なんとなくSNSなどネットの情報を見て決めたり、話を聞いただけの大学にすると後悔します。
納得のいく選択をするために、早期調査をおすすめします。
また、いつか記事を書こうと思いますが、
今は入試が多様化しているので(国公立も私立も)、早めに情報を集めておくと有利に戦うことができる場合もあります。

進学について、また大学選びについては私も相談に乗りますので塾生は遠慮なく申し出てください。