公開日 2021/05/26
多くの学校で中間試験が終わりました。
お疲れ様でした。
やり直しは済ませましたか。
済ませた人、1週間後にもう一度解いてください。
済ませていない人、今すぐそのスマホやPCを閉じて始めてください。
閉じないと10秒後に画面が爆発します。
テストが返却されたら生徒にそれを持ってきてもらうのですが、
解答用紙を見せようとする時の生徒の反応が面白いです。
もちろん全員ではありませんが、多くの生徒から
「うわぁ見せたくないなあ、今から何言われるのかなあ」
っていう心の声がにじみ出ています。
そして不安そうに私の反応を待ちます。
時には点数が取れなかったことを必死に弁明してくる生徒もいます。
心配しないでください
結果に対していちいち追及しません。
「なんでこんな点数低いの?」とか
「これじゃ大学行けないよ」とか言いません。
(おそらく、言われたことがあるのでしょう。)
もちろん、できていること、できていないことは見ますし平均点との差なども確認します。
しかし、私が最も見ている部分はそこではなく、
「練習した成果が出ているかどうか」
ということです。
対策をしていった問題が解けていれば素晴らしいことです。
逆に対策したはずなのにできていなければ、原因を探し、改善する必要があります。
これは当の本人にとっても重要な課題になります。
テストを見せてもらう理由は、責め立てたいからではありません。
今後どのようにすれば成績を上げることができるか、
を聞くつもりでテストを持ってきてください。
点数を隠さなくて良い
入学試験の合否同様、
テストの点数は、あなたという人間を評価するものではありません。
ただ、当時問題が解けたかどうかに過ぎません。
100点をとった人間がもっとも偉いわけではありません。
返却された解答用紙の点数部分を折り曲げて見えないようにしている人がいますが、特にそんなことをする意味はありません。
堂々としてください。
恥ずかしいことでも何でもないので。
その点数を取った自分を受け入れて欲しいと思います。
もし他人に見られて不快なことを言われたとしても、
無視していれば良いです。
または、
「お前はたった一回のテストで人を評価する程度の器しか持っていないのか?」
と言ってやりましょう。
悔しいのなら、次のテストに力をぶつけましょう。