難関大学を目指す人の心構え

公開日 2022/03/02

当塾には毎年難関大を目指したいという生徒が入塾します。
難関大というのは今回は九大以上を指すことにしますが、
今の自分にとっては目標がまだまだ高いところにあるという人は読んで欲しいと思います。

高校入試とは比べ物にならない

高校入試感覚のままの人がいます。
中3の夏に部活が終わり、そこから塾に通いだして対策をする方も多いと思いますが、
同じように高3夏から受験勉強を本格化しても
難関大に合格することはまずありません。

もちろん、それまで地道に積み重ねてきたならば無理とは言えませんが、
ほとんどの場合勉強が間に合いません。
できるだけ早く、遅くとも高3になる前には準備すべきです。
つまり今。
それならばギリギリ九大ならば合格するかも、というくらいです。

勉強すべき科目が多い

特に難関国立大学ならば、苦手教科があってはなりません。
5教科7科目もしくは8科目、全部必要です。
少し前に書きましたが、
苦手教科が1つあるだけで全体の得点率は大きく下がってしまいます。


5教科すべて均等にするわけではありませんが、
全部に手をつけないとかなり不利な戦いになります。

新高3生は入試まで1年を切りましたが、
1年は52週間です。
7科目やるなら、1科目あたり7週間です。
7週間で全範囲やれますか。

定期テスト勉強する時

「定期テストのための勉強」をしている暇はありません。
常に、「入試を見据えた定期テスト勉強」をするべきでしょう。

定期テストは年4、5回あります。
テスト準備が2週間、テストが1週間で合計3週間あります。
それが年5回あると、15週間は定期テストに費やしています
4分の1以上が定期テスト期間です。

短期的な目線だけで勉強すべきではないことがわかりますね。
テスト前になると、いつもは塾のテキストなど自分のやるべきことを進めている生徒がテスト範囲の勉強をしたい言います。
気持ちはわかるのですが、
国語・数学・英語といった積み重ねの必要な教科は、テスト範囲なんてあってないようなものです
常に実力テストです。
足し算を使わずに数学の問題が解けるでしょうか?

難関大に合格する生徒は、付け焼き刃の勉強ではなく、
常に積み重ねの勉強をしています。
きちんと復習、していますか。

これだけやっても

高2から受験勉強を始めて、全教科、毎日暇なしにやって、
それでも合格するかわからないのが難関大学です。
目指す生徒は、日々自問自答し着実に前進して欲しいと思います。

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