(重要)時間割変更のお知らせ

2020年12月24日から、時間割を変更致します。

●変更理由
生徒数増加により、質問・学習相談および面談時間が取りにくくなったため。

●変更内容
・授業時間が80分になります。
・現在受講しているコマの番号と同じ番号のコマに変更となります。(下記)
   例:現在④18:50~20:20で受講→④19:10~20:30
・平日、土日とも同じです。

水曜日は引き続き定休日です。
質問等ございましたら公式LINEへご連絡ください。
今後ともよろしくお願い致します。

11月11日は?

公開日 2020/11/11

「ポッキーの日ですね。」
とうっかり言ってしまうとプリッツ派にしばかれる日がやってきました。
私は今日ではなく明日買います。
余ったものがたたき売りされるかもしれないので。
明日自習に来た塾生にあげます。
無くても文句言わないでください。
安く売らなかったお店が悪いので。

iPhoneを新調しました。
はじめてのタピオカカメラです。
最近新しいことをする、新しいものに触れることを特に意識しています。
知識はアップデートしなければいけませんから。
人間というのは慣れたものから離れにくい性質を持っているので、
つい考えが凝り固まってしまいます。
固定観念、あるいは常識と呼ばれるものですね。
だから意識的に新しいものを取り入れ、受け入れる体制を作った方が良いと思うのです。
新しいものが、古いものよりも必ず良いとは限りませんが。
伝統というのは、ただただ語り継がれてきたものではなく、
自然に淘汰された結果である。
だから、伝統は悪習だと一蹴するのは愚かだが、
一方で伝統だからと頑なに変化を拒否することも間違いである。
と、偉い人がおっしゃっていました。
誰かは忘れましたが。

そのタピオカカメラで写真を撮ってみましたが、
広角レンズってすごいですね。

iPhone12 ProとiPhone8を比べてみました↓

左はナイトモードを使っています。
こんなに変わるんですね。
風景を撮ってみたくなりました。
この画像は味気ないので良いのが撮れたら載せます。

iPhone12で不満があるとすると、
ロック解除等に使うTouch IDが搭載されていないことですね。
Face IDはマスクをしていると使えません。
Touch ID搭載でiPhone13が出たら即買い換えます。

そう言えば、またコロナが広まりつつありますね。
これから冬になり寒くなりますが、
塾生は部屋の換気に協力してください。

わかりやすさの罠

公開日 2020/11/04

わかりにくいより、わかりやすい方が良い。

我々塾講師というのは、
常にわかりやすさを追求しています。
説明するときに
言葉を換えたり、何かに喩えたり、
ジェスチャーをしてみたり。
理解しやすくなるようにします。

生徒にとっても、わかりやすい方が良いです。
しかし、この「わかりやすさ」は、
注意すべき点があります。

わかりやすさの違い

ある説明がその人にとってわかりやすいかどうかは、
その人の既存の知識に大きく依存します。

例えば、
「正四面体ABCDの頂点Aから平面BCDへ下ろした垂線の足をHとする。」
という説明があったとき、
これを瞬時に理解するためには「正四面体」、「垂線の足」などという言葉の意味を知っておく必要があります。
これらを知らない人のための説明は、例えば
「すべての4つの面が正三角形でできた立体があり、その頂点をABCDとする。頂点Aから、三角形BCDに垂線を下ろし、その垂線と三角形BCDの交点をHとする。」
というふうになります。
さらに、「正三角形」を知らないのなら「3つの辺がすべて等しい三角形」という説明、「垂線」を知らないのなら「平面や直線などと90°で交わる直線」という説明を付け加える必要があります。

一番最初の一文の説明でわかる人と、
正三角形の説明まで必要な人には、かなりの知識量の差がありますね。

「わかりやすい」は、浅い時がある

以前、テストでは見えない学力差でも似た問題を出しましたが、

次の二次方程式を解け。 \[ x^{2}-4x-12=0 \]

これの解き方は、

\[ x^{2}-4x-12=0 \] \[ (x+2)(x-6)=0 \] \[ x=-2 またはx=6 \]

となります。
これの説明を、
「まず足してー4、かけてー12になる数字を見つける。その数字の組み合わせ2とー6の符号を換えたものが答えです。」
というと、特に習いたての中学3年生は「わかりやすい」と言います。
容易に答えが出せ、〇がつくからです。

しかし、これはただ簡単な答えの出し方を知っただけです。
応用の利かない、学力のつかない説明です。

「まず因数分解をする。」←因数分解ができることが前提
「(x+2)(x-6)=0 となるが、これはx+2とx-6の積が0に等しいという意味である。2数の積が0ということは、2数の内どちらかが0、または両方が0である。すなわち、x+2=0 または x-6=0 であり、x=-2,x=6 が解である。」

これが仕組みを理解でき、応用の利くものになりますが、
わかりにくい、と思う中学生もいると思います。
(前述のとおり、「因数分解」や「2数の積がゼロである条件」といった知識が必要になります。)
これを理解しないままだと、高校2年生で習う次のような問題への対処が遅れるわけです。

次の数式の表す領域を図示せよ。 \[ (x-y+6)(2x+3y-1)>0 \]

ほんの少しわかりにくいくらい

そもそも、人によってわかりやすさの基準は違いますから一概に言えませんが、
大体わかるけどちょっとだけわからない
くらいの説明を聞くのが最も効果的なのかもしれません。
自分にとって、難しすぎては聞く気も起こらないし、
簡単すぎては得るものが何もないからです。

宿題は、何のためにあるのか

公開日 2020/10/28

iPhone12 Proを購入したのですが、
Face IDが機能せず早速修理です。
悲しいです。

宿題にどのようなイメージを持っているでしょうか。
面倒臭い、やりたくない、という
負のイメージを持つ人が多いかもしれません。
提出しなければ怒られますからね。
では、なぜ宿題が出されるのか、考えたことはあるでしょうか。
決まった答えがあるわけではないですが、私の考えを書きます。

●学習習慣をつけるため

小学生など、
小さい頃ほど、個人の能力に差があります。
勝手に勉強していく子どももいれば、特に何もしない子どももいます。
教育の目的は、ある程度学力の水準を引き上げることなので、
できるだけ多くの子どもに学習習慣をつけさせたいはずです。
放っておくと大きな差が生まれるので、学習のきっかけを作ります。

●復習のため

学年が上がるにつれ、
学習すべき量が大幅に増えていきます。
以前習ったことを使える前提で、より高度な内容を扱うので復習が重要になります。

●深い思考の機会を作るため

このような課題が出されることは少ないと思いますが、
高校生以降は特に重要なのではないでしょうか。
一人一人がある主題に関して調べ、考え、表現することは、
集団授業では難しい分ですが、各自が自宅で取り組む課題として適しています。

いずれにせよ、
宿題には何らかの意味があります。
それは、宿題を課す先生によって異なります。
目的が分からなければ、訊いてみると良いです。
もし目的がないのであれば、それはほとんど無意味な宿題です。
中には出す必要のない宿題もあるのではないかと思います。

何をすべきかわからないなら、出されたものをしっかりやる

宿題を出さない人はどの学校にもいると思います。
なぜ彼らは出さないのでしょう。

自分にとって、必要のないことだと言うのでしょうか。
習ったことは100%できるから、と。
自分にとってあまり意味をなさない課題だというのでしょうか。
そう思うのなら、先生に代案を出しましょう。
それはありだと思います。
むしろ、そうした方が良いと思います。
同じ課題が、全員にとって最適であることはまずないからです。
文句しか言わないのは、全く通用しません。

ただただやりたくない、というのもあると思いますが、
子どもの頃というのは、大きく世界が見えていないので
勉強することのメリットに気付きにくいものだと、
学生の皆さんには知っておいて欲しいと思います。

最近高校生の英語の授業で取り扱った英文で印象に残ったものがあるので載せておきます。

No matter where you go, no matter who your ancestors were, what school or college you have attended, or who helps you, your best oppotunity is in yourself.
The help you get from others is something outside of you, while it is what you are, what you do yourself that counts.

たとえあなたがどこへ行こうと、またたとえ祖先が誰であり、どの学校や大学を卒業し、誰が助けてくれようと、最良の機会はあなた自身の中にある。
他人からの手助けはあなたの外側にあるものである。
大切なのは、あなたという人であり、あなた自身のする行為なのである。

日本語のリスニングは大丈夫?

公開日 2020/10/21

英語のリスニングテストはありますが、
日本語のリスニングテストはあまりありませんよね。
私の記憶だと、小学生の時に国語の授業でたまにあったくらいですね。
60点だったことがあってよく覚えています。

使える言葉は聞き取れる

ほとんどの方は問題なく日本語が聞き取れると思います。
なぜなら、毎日誰かと話していますし、誰かの話し声が聞こえてくるからです。
生まれた時から、毎日日本語を浴びています。
子どもは最初は親が話す言葉を少しずつ覚え、使えるようになっていきます。

つまり、日常的に使う言葉から先に覚えていきます。
使う頻度が高いものです。
使う頻度の少ない言葉は覚えにくい、ということでもあります。

学校では、毎日新しい言葉を学びます。
それらを習得していくためには、使うことが大切です。
例えば、中学3年生の数学で、「相似」な図形を学習します。
相似な図形とは、簡単にいうと拡大や縮小すると合同になる図形です。
最初は学校の先生が時間をかけて、相似とは何かを説明しますが、授業のたびに説明するわけにはいきません。
徐々に生徒が「相似」という言葉を理解していること前提で授業は進められます。
この段階で理解していない生徒は、先生がその言葉を使うたびに、
「そうじ?」「掃除?」「今なんていった?」
というふうに混乱します。
理解していない、すなわち使えない言葉は聞き取れないからです。
そうじが何かわからないまま授業は進んでいきます。
そして、先生の説明が呪文のように聞こえてくるのです。

「これらのソウジな三角形ABCとDEFは、ソウジヒガサンタイヨンデアルノデ、メンセキヒはサンノニジョウタイヨンノニジョウニナッテ、・・・」

そりゃあ眠くなりますよね。
何言ってるか分からないのですから。

日本語も同じ

英語の学習では、自分で発音できない単語は聞き取れないから音読して練習するべきだ、ということはもう浸透しているようですが、
日本語に関しては日本人には気付きにくいのだろうと思います。
日本語も、たくさん使わなければ上達しません。
国語ではなく、数学の授業で教科書や問題文を音読させる先生がいますが、その事実を知っているからさせているのです。
新しい言葉に慣れてもらわないと、自分が話していることを理解させられないから音読させるのです。

習った言葉はどんどん使って欲しいと思います。
最初は間違っていても良いです。
誰かが教えてくれます。

結果を出すために

公開日 2020/10/14
更新日 2020/10/15 リンク付けていませんでした

定期テストでも模試でも、
なかなか結果が出ない人がいると思います。
結果が目に見えないと不安になりますよね。
ただ嘆いたところで何も変わりません。
なぜそうなるのかを考え、必要ならば修正していきましょう。

なぜ結果が出ないのか

ここからの話は、
勉強しているのに結果が出ない人に向けた話です。
(していないのなら、結果が出なくて当然です。)

一つ目
効果の低いやり方をしている

インプット(input)中心の勉強になっていないでしょうか。
インプットの勉強とは、
・先生の話を聞く
・教科書や参考書を読む
などです。
もちろんこれらは最初は必要なのですが、これだけでは
「知っている」状態にとどまります。
試験で得点するためには、「使える」状態にする必要があります。
使えるようにするためには、アウトプット(output)を練習します。
アウトプットの勉強とは、
・問題を解く
・人に説明する
などです。
インプット:アウトプット=1:9で良いと思います。

二つ目
そもそも簡単には結果は出ない

以前の記事を読んで欲しいです。
点数に波がある理由を説明します
特に成績中間層は得点のバラつきが激しいです。数学的に当然のことです。
出題範囲の広いテストでは、身につけたことが例えば半分とか6割とかだと、当たったり当たらなかったりするわけで、運に左右されやすいはずですね。
着実にできることを増やしていくしかありません。

三つ目
結果が出てないように見える

身につけたものが出題されれば得点できます。
身につけていないものが出題されると得点できません。
試験の分析をしていない人に多いのが、まだ勉強できていないものが出題されて得点できなかったにも関わらず、勉強したのに点が取れなかったと嘆いてることです。自分自身は成長しているのにそうではないと思い込んでしまうのです。(本当に成長していない可能性もありますが)
勉強したことが発揮できていれば、それは素晴らしいことです。
一方で、勉強したのに忘れていたのであれば、ヤバイです。復習不足です。

四つ目
本番に弱い(と、思い込んでいる)

メンタルが弱いとか言うのは、大抵言い訳に使われます。
本番で力を発揮できないのは、自信がないからです。
なぜ自信がないかというと、一つは自分が納得できる努力をしなかったからです。まだまだ、余裕があると思います。
自信を持つために簡単にできることは、記録をつけることです。
目に見えて、これだけのことをやってきた、というのが分かれば、良い意味で割り切れます。

やればやるほど、結果になって表れることはそうありません。
そんなに甘くないです。
受験生は、みな勉強していますしね。
1・2年生は、ほとんどの人があまり勉強していないので、結果は出やすいです。チャンスですよ。

基礎練をしよう

公開日 2020/10/07

塾生と、受験までサザエさん15回、なんて話をしていましたが、
そろそろ焦り始める人が出てくると思うので
そのような人には特に読んでほしいです。
もちろん、全員にとって大事なことです。

やってはいけないことの一つは入試レベルの問題ばかり解こうとすること。

焦っている受験生は、ある程度のレベルに到達できていない(自分の思うように進んでいない)から焦っているわけです。
その学力で自分にとってレベルの高い問題を解こうとしても、そう簡単に解けるわけではないので余計に焦ってしまいます。
難しいことばかりやろうとするのではなく、
基礎基本を大事にしたいところです。

基礎とは一体何なのか

基礎が大事、基礎をやれ、
とは言われるが、何をすればよいのか。
「基礎」は高校からさかのぼること10年、小学生から学習していることです。
もっと言うと、幼稚園や保育園児のころ、あるいは生まれたときからと言っても過言ではないでしょう。
これまで積んできた経験が全て基礎となります。
それを言い出すときりがないので、小学校や中学校で作る基礎は何かを考えます。

私が最も大事であると考えることは以下の3つです。

①文字の読み書き
②計算力
③記憶

①ひらがな・カタカナ・漢字・Alphabet、およびそれらを使った文・文章をスムーズに読み、書き、聞き、話すことができること。
学習において不可欠ですね。
ひらがな・カタカナは少ないですが、漢字に弱い子はまあまあ多いです。
漢字は相当な差がつきます。
なぜかと言うと、漢字はその文字自体に意味があるので、その意味を知っているかどうかで新出語の飲み込み速度が段違いだからです。
「男女雇用機会均等法」に見える人と、
「だんじょこようきかいきんとうほう」に見える人では、
その中身の理解度や記憶のしやすさに差が出るということです。

②四則演算、文字を使った立式などがスムーズにできること。
小学校や中学校で習った計算を高校になって使っていない、なんてことはないです。
計算スピードが不足している人は、どこかに弱点があります。
例えば、2桁ー1桁の引き算が瞬時にできない、
指数計算のミスがある、など。
これは頭の回転が遅いとかいう問題ではなく、
練習量が不足しているだけです。
計算の速い人はいちいち考えているのではありません。
考えずに計算できているのです。
かけ算九九は考えて計算するでしょうか。
そういうことです。

③覚え方を身につけること。
小テストや定期テストは、覚え方を学習する絶好の機会です。
どうすれば自分は覚えられるのか、という試行錯誤です。
人によって覚えやすい方法は少しずつ異なるので、
自分に最適なものを見つけるべきです。
記憶法みたいなものはどこにでも転がっていますが、実践しないと意味はありません。

反復練習

これに尽きます。
スポーツも同じですよね。
基礎練っていうのを毎日やると思います。
考えずにできることを増やすこと
が重要です。

小中学生のときにやるべきことのように書きましたが、
もちろん、どの年齢の人にも当てはまることだと思います。
これを基に、欠いていることがないか考えてみてほしいです。

逆転するために必要なこと

公開日 2020/09/30

先日教室に貴重品ロッカーを置いたのですが、
生徒の目印が個性的でおもしろいので載せておきます。

9月が終わりますね。
高3は模試のシーズンがはじまり慌ただしくなってきます。
早速夏の成果を試す模試がありましたがいかがでしたか。

生徒も保護者の方も、判定で一喜一憂はしないでほしいと思います。
重要なのは、
勉強したことを発揮できたか、どうかです。
以前勉強したのに解けなかった、というのがあれば
それはまずいですね。
復習の仕方を見直しましょう。

逆転するために

第一志望校がD判定、E判定だったのなら、
当然ですが逆転することが求められます。
そのために欠かせないことは何か。

①ライバルより多く

学習に費やす時間を増やしましょう。
基本的なことであり、かつ見落としがちなところです。
他人が5時間勉強するならば、自分は7時間しましょう。
そのために一日の過ごし方を見直し、無駄な時間を削っていきます。
そのときにルーティーンが役立つんですね。
行動が決まっていれば、迷わずに済みます。
ただし、睡眠時間は必要量確保。
自分に必要な睡眠時間は、もう知っていますよね。

②ライバルより賢く

効率よく学習しましょう。
効率の良い学習とは、
本質を学ぶことと、
一度学んだことを忘れないこと、です。

忘れてしまうことへの対処は簡単です。復習の頻度または量を増やせば良いのです。

本質的でない学びとは、例えば数学のテストのために計算結果の数字をおぼえることです。すなわち、「その場しのぎ」です。
平均点止まりの生徒に多い印象です。特に中学生。
それに対して本質的であるとは、仕組みを理解し演習を行うことです。
公式を覚えるにしても、その導出過程を知ることで、どのような場面で使うべきものなのかが見えてきます。結果的に、いわゆる応用問題にも対処できるようになるんですね。

ただしこれにも注意点があって、
例えば化学や日本史など、仕組みが云々かんぬんではなく、とにかくたくさん覚えていった方がよい科目・単元もあります。
なぜ?という問いには限界があるからです。
大学生になってから哲学を学びましょう。

③自分を超える

自分に勝てずして、他人に勝つことはできません。
「このくらいで大丈夫だろう」
そういう気の緩みが、合否を左右します。
根性論とか精神論と言って軽視される時代ですが、
最後に結果を決めるのはこういう面だと考えています。

今の時期、A判定B判定が出ていた人でさえ、
余裕を見せてしまい不合格となった受験生を複数見ています。
なぜならば、入試は同じような学力を持つ他の高校生との勝負だからです。
甘く見ているな、と思う生徒には「危ないよ」と声をかけます。
何年も塾講師をしていると、そのような嗅覚が身についてきます。

道のりは遠いですが、逆転は不可能なことではありません。
逆に落ちてくる人もいます。
そちら側にはならないように。
自分次第です。

「勉強しなさい」は効果なし

公開日 2020/09/23

昨日は祝日でしたが、昼から15名ほどが自習に来て勉強しました。
4連休なんて関係ないですもんね。
いつも通り、自分の決めたことをやるだけです。

さて、世の中にはまだまだ学校での勉強というものを特別なものだと考えている方がいらっしゃるようです。
学校の勉強を教える立場であるからこそ書きたいのですが、
とにかくそれをしておけばよいというものでもないし、
学校のテストで人生が決まるわけでもないし、
習うことは人が知りえるもののごくわずかに過ぎません。

誤解のないように述べておくと、
だから学校の勉強はしなくてもよいとか、
そのような意味ではありません。
ただ、
学校の勉強が、何か神や王のような絶対的なものと勘違いしてはいけない、ということです。

勉強というのは、なにも学校で習うものだけではない、
ということを知っていてほしいと思います。

常に、何かを勉強している

勉強というと、
国語とか数学とか技術家庭科とか、そういうものを想像すると思います。
それだけでしょうか。
例えば、みなさんいつの間にか、
信号機は青で進む、赤で止まることを身につけているはずです。
幼稚園や保育園で習った人もいるかもしれませんが、習う前に知っていたのではないでしょうか。
ではいつそれを知ったかというと、
親に連れられて外出したときでしょう。
何度も何度も横断歩道を渡ったり、車を運転する様子を見ていて、
あの青い光が何を示しているのか、意識的にか無意識的にか、理解したと思います。
このように、交通ルールを「勉強」したはずです。
席につき、板書しながら先生の話を聞いて身につけたものではありません。

この、日常生活の中でも行っている勉強を含め「広義の勉強」、
学校で行うもののみを「狭義の勉強」とします。
狭義の勉強では、今でこそタブレット学習や実践的学習が増えてきたものの、最終的には試験の点数で評価されることに変わりはありません(それが公平で、理にかなっているからです)。
時には他人と比べて評価されます(偏差値)。
このような状況で、全員が進んで狭義の勉強をするかというと、
No、ですよね。
狭義の勉強を特別視する他人、特に家族がいると、
その子にとっての「勉強」は、狭義の勉強になってしまいます。
スマホゲームで敵の倒し方は学習していくのに、学校の勉強はしなくなります。
なぜかというと、狭義の勉強を特別視する者に、
「勉強しなさい」と強制され、あるいは
「なぜできないのか」と詰められるからです。
勉強という言葉に悪いイメージがついていきます。
自分の分身を強くしていき、敵を倒していく快感が得られる広義の勉強と、
他人と比べられ、できないと罰を受ける狭義の勉強があるとき、
その人がどちらを選ぶかは、火を見るよりも明らかです。

狭義の勉強は、土台になる

学校で習うことは非常に重要です。
なぜなら、広義の勉強の基礎にあたるからです。
わかりやすい例をいうと、
プログラミングの勉強をするとします。
どの言語も基本的に英語が使われるので、
学校で英語をしっかり勉強したものとそうでないものとの間には、スタートから差ができています。習得スピードも変わります。
国語を勉強したかどうかは、
例えば会社で配布物などの資料を作るとなったとき、言葉遣いに現れます。
数学の確率を勉強すると、
モノポリーなどのすごろくゲームに強くなります。
世の中の様々な数字に騙されないようになります。

学校の勉強もゲームと同じです。
皆さん、楽しくゲームをしましょう。

国公立大の募集要項一覧

公開日 2020/09/16

以前募集要項を読もうという記事を書きましたが、
調べるのがなかなかに面倒ですよね。
いちいち検索しないといけないし、
各大学HPのつくりが違うので、見つけるのに手間がかかると思います。
そこで、国公立大学の募集要項をまとめてみました。

主に一般入試の募集要項へのリンクです。
変更等の可能性があるので志望校HPは必ず確認しましょう
結構大変な作業なので少しずつ追加していきます…

  • 北海道
  • 東北
  • 関東(東京)
  • 関東(東京以外)
  • 中部
  • 近畿
  • 中国
  • 四国
  • 九州
  • 沖縄
  • 共通テスト
  • 北海道

    東北

    関東(東京)

    関東(東京以外)

    中部

    近畿

    中国

    四国

    九州

    沖縄

    共通テスト

    大学入学共通テスト

    リンク切れ等あれば教えていただけると幸いです。