夏期講習スタート

こんにちは。夜道を歩いているとよくクモの巣に引っかかるタナカです。
夏期講習が始まりました。
中学3年生は朝9時から夜7時前までがんばってくれています。
最初は少ししんどいかもしれませんが、そのうち慣れていくだろうと思います。

中学生に長時間の学習を課す理由を挙げます。

①「勉強の進め方」を身につけるため。
②勉強の基礎体力を作るため。
③複数の科目を勉強してもらうため。
各項詳しく書いていきます。

①「勉強の進め方」を身につけるため。
成績の低迷している生徒は、勉強の内容以前に基本的な学習方法を身につけていません。
基本的な学習方法とは、例えば先生の話に注意を向けること、ノートを素早く正確にとること、復習の仕方などです。これらをまず最低限出来るようにならないと、いくら塾に通っても、話の面白い先生が授業をしても、学ぶことのできる量が少なくなってしまいます。当塾では、それぞれの生徒にレベルを合わせるのに加え、その生徒よりも成績の高い生徒がついていくスピードも体感してもらいます。現在の自分のレベルを超えるには、より高い付加をかける必要があります。

②勉強の基礎体力を作るため。
極端な例ですが、東京大学に合格するような高校生は一日4,5時間の勉強を普通にこなします。学校のある日にです。九大にもそういう同級生はいました。ある程度「質」を上げたとしても、「量」も伴わないと合格基準に達しません。例えば英語の長文読解のスピードを上げたり、数学の本質的な部分を学ぶのにはやはり時間がかかります。長時間の勉強にも慣れてほしいということです。
もちろん効率も重視します。それはむしろタナカの得意分野です。

③複数の科目を勉強してもらうため。
全教科、勉強するべきです。副教科も含めて。
何か物事を探ったり、問題を解決していく、あるいは予防するために様々な知識を身につけていくものだとタナカは考えております。そして、先人が築いてきたその知識を系統立てて勉強しやすくするために、「教科」や「科目」に分けています。
問題に直面したら、数学によりデータ分析します。科学的(物理的・化学的・生物学的)根拠や、社会的(歴史的・地理的・現代社会的)背景を考えながら、他の人々と議論します。話し合っている相手とは、国語力・英語力によって主張を理解し合います。最後に少し妥協します。これで解決します。
無駄な知識は一切ありません。
数学だけものすごく得意、という子どもは極々稀にいますが、
英語100点で他はすべて50点なんて、いませんよね?